PETSTART 
DOG
CAT
ペットスタート 
ペットスタートマガジンでは「ペットとの暮らしを始めるすべての人に」をコンセプトに、ペットにまつわる様々なお役立ち情報を、これからペットとの暮らしをスタートする方へ向けて提供しています。ペットにまつわる全ての情報をペットスタートマガジンで御覧頂けるように日々コンテンツを発信していきます。
はじめに
犬が砂肝を誤って食べてしまった場合は、健康上問題ないか気になりますよね。ただ、犬は砂肝を与えても大丈夫であり、むしろ健康に良い効果をもたらしてくれる食べ物なのです。
犬に砂肝を与える際は、与え方や適量の徹底した管理が欠かせません。
今回は、犬への砂肝の与え方について紹介します。与える時の注意点や期待できる効果も解説するので、ぜひ参考にして砂肝を食事に活用してみてください。
砂肝に含まれる栄養素
まず、砂肝に含まれる栄養素について紹介します。
- タンパク質
- 鉄分
- 亜鉛
- ビタミンK
- ナイアシン
それぞれ詳しく紹介するので、愛犬に与えたい栄養素があるかチェックしましょう。
タンパク質
まず、砂肝に含まれる栄養素はタンパク質です。砂肝は、非常に高タンパク質な食品であり、犬の健康にとって不可欠な栄養素を多く含んでいます。
タンパク質は、筋肉や臓器、皮膚、被毛などを構成する主要成分でありエネルギー源です。犬が健康を維持し、成長するためには良質なタンパク質の摂取が欠かせません。
砂肝のタンパク質は動物性で消化吸収が良いため、効率的に体内に取り込むことができます。特に、運動量が多い犬や成長期の子犬には、高タンパクな食事が必要です。
さらに、砂肝は脂肪分が少ないため、体重管理が必要な犬やダイエット中の犬にも適しています。
ただし、過剰に与えるとカロリーオーバーになる可能性があるため、量を調節しながら与えることが重要です。
鉄分
次に、砂肝に含まれる栄養素は鉄分です。砂肝は鉄分を多く含む食品であり、犬の貧血予防や改善に役立ちます。
鉄分は血液中のヘモグロビンを構成する重要な要素であり、全身に酸素を運ぶために重要です。
鉄分が不足すると、疲れやすさや運動能力の低下、免疫力の低下など、犬の健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
特に、妊娠中のメス犬や老犬、病気から回復中の犬など、鉄分が必要な場合には、砂肝のような鉄分豊富な食材を取り入れると良いでしょう。
また、鉄分の吸収を助けるビタミンCを含む野菜や果物と組み合わせると、さらに効率的に摂取できます。
ただし、鉄分の過剰摂取は肝臓への負担を増やす可能性があるため、与える量には注意が必要です。
亜鉛
3つ目に、砂肝に含まれる栄養素は亜鉛です。砂肝には亜鉛が豊富に含まれており、犬の健康維持において重要な役割を果たします。
亜鉛は体内でさまざまな酵素の働きを助け、細胞の修復や新陳代謝をサポートすることが可能です。また、免疫力を強化し、皮膚や被毛の健康を保つ効果もあります。
亜鉛が不足すると、皮膚炎や被毛の抜け毛、免疫力低下による感染症になる可能性が高いです。特に、食物アレルギーや皮膚トラブルを抱える犬には亜鉛を適切に摂取させましょう。
砂肝を与えると、自然な形で亜鉛を補給できますが、過剰摂取には注意が必要です。亜鉛の摂りすぎは嘔吐や下痢などの副作用を引き起こす恐れがあります。
砂肝を与える際は、他の食材とのバランスを考え、犬の体重や健康状態に合わせた量を守ることが大切です。
ビタミンK
4つ目に、砂肝に含まれる栄養素はビタミンKです。砂肝はビタミンKを含む食品であり、犬の健康維持において欠かせない役割を果たします。
ビタミンKは血液凝固を助ける栄養素で、怪我をした際に血が止まらないといった問題を防ぐ働きが可能です。
特に、成長期の犬や妊娠中のメス犬には骨の健康維持のためにビタミンKが欠かせません。
また、腸内環境の改善にも関与しており、消化吸収のサポートや免疫力の向上にも効果的です。
砂肝は他の内臓肉と比較してビタミンKの含有量が多いため、少量でも効率的に補給できます。しかし、過剰摂取すると健康に悪影響を及ぼす恐れがあるため、適量を守りましょう。
また、ビタミンKを含む野菜と一緒に与えると、さらに効果的な栄養摂取が可能になります。砂肝を活用して、犬の健康を内側からサポートしましょう。
ナイアシン
最後に、砂肝に含まれる栄養素はナイアシン（ビタミンB3）です。ナイアシンはエネルギー代謝をサポートし、体内で炭水化物や脂質を効率的に利用できます。
犬の活動量が多い場合や、体力が落ちている時期には特に重要な成分です。
また、ナイアシンには神経系の健康維持や皮膚の改善効果も期待でき、皮膚トラブルを抱える犬にとっても役立ちます。
さらに、ナイアシンは抗酸化作用を持ち、老化を防ぐ働きもあるため、シニア犬の健康管理においても重要です。
ただし、ナイアシンの過剰摂取は吐き気や消化器系の不調を引き起こす可能性があるため、与える量には十分注意しましょう。
犬は砂肝を食べても大丈夫！与える時の注意点
犬は砂肝を食べても大丈夫ですが、与える時はいくつかの注意点があります。
- 下処理をしっかり行う
- 必ず茹でる、焼くなど
- 細かく刻む
- 与えすぎに注意
- 加工食品はNG
- アレルギーに注意
- 結石のリスク
それぞれ詳しく紹介するので、必ず確認してから与えるようにしましょう。
下処理をしっかり行う
まず、砂肝を犬に与える際には、適切な下処理を行いましょう。新鮮な砂肝を購入したら、流水でしっかりと洗浄し、血液や脂肪、汚れを取り除きます。
洗浄を怠ると、細菌や寄生虫などのリスクが高まり、犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、砂肝の表面に付いている硬い筋や膜がある場合、包丁で丁寧に取り除くことが重要です。
硬い筋や膜を取ると調理後の砂肝が柔らかくなり、犬が噛みやすくなるだけでなく、消化しやすくなります。
さらに、大きさにムラがある場合は均一に切り分けると、調理時の火の通りも均等にしやすいです。下処理が終わったら、すぐに調理しましょう。
生の内臓肉は腐りやすいため、保存する場合は冷蔵または冷凍し、早めに使い切るようにしてください。
丁寧な下処理をすると、犬にとって安全で栄養価の高い砂肝を提供できるだけでなく、消化不良や健康トラブルを防ぐことにもつながります。
必ず茹でる、焼くなどして火を通す
次に、砂肝を犬に与える際には、必ず火を通してから与えましょう。生の内臓肉は細菌や寄生虫の感染リスクがあるため、生の状態で与えることは避けてください。
調理方法としては、茹でる、焼く、蒸すなどのシンプルな加熱が最適です。
茹でる場合は、沸騰したお湯で10〜15分程度茹で、内部までしっかりと火が通ることを確認してください。
焼く場合は、油を使用せず、フライパンやオーブンでじっくりと火を通します。また、調理中には塩や香辛料、調味料を一切使わないことが大切です。
調味料は犬にとって有害であり、特に塩分やスパイスは健康を損なう原因となる可能性があります。
また、半生や生焼けの状態で与えると、細菌や寄生虫のリスクが残るため、加熱を徹底することが必要です。
火を通すと砂肝の消化吸収がしやすくなり、栄養も効率的に摂取できるようになります。犬の健康を守るためにも、確実に火を通した砂肝を与えるよう心掛けましょう。
細かく刻む
3つ目に、砂肝を犬に与える際は、細かく刻みましょう。砂肝は繊維質が多く噛み応えがあるため、犬に与える際には細かく刻むことが推奨されます。
特に小型犬やシニア犬では噛む力が弱い場合があり、大きな塊をそのまま与えると喉に詰まらせたり、消化不良を引き起こしたりする危険性があるのです。
細かく刻むと食べやすさが向上し、消化もしやすくなります。砂肝を一口サイズに切り分ける際は、犬の口の大きさに合わせた適切なサイズを心掛けてください。
また、細かく刻むと他のフードに混ぜやすくなり、食事のバリエーションを増やすことも可能です。
特に初めて砂肝を与える場合や、普段の食事に少しずつ取り入れる場合には、細かくすると犬が慣れやすくなります。
刻む作業は調理前でも調理後でも行えますが、調理後のほうが柔らかく切りやすいです。安全で健康的な食事を提供するために、細かく刻むひと手間を惜しまず取り入れましょう。
与えすぎに注意
4つ目に、砂肝を犬に与える際は与えすぎに注意しましょう。過剰摂取はカロリーオーバーや栄養バランスの偏りを引き起こす原因となります。
特に肥満気味の犬や運動量が少ない犬にとっては、適量を守ると健康維持に直結しやすいです。
また、砂肝は鉄分や亜鉛が豊富に含まれているため、過剰摂取が長期間続くと健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば、鉄分の過剰摂取は肝臓への負担を増やし、慢性的な健康問題につながりやすいです。
犬の体重や年齢、活動量に応じて適切な量を与え、バランスの取れた食事の一部として活用しましょう。
また、砂肝を与える頻度も週に1〜2回程度に留め、他の栄養素を含む食材と組み合わせると、健康的な食事を提供できます。
加工食品はNG
5つ目に、砂肝を犬に与える際は、加工食品を避けましょう。加工された砂肝製品には塩分や香辛料、防腐剤などが含まれている場合があり、犬の健康を損なう原因となります。
特に塩分の摂取量が多くなると、腎臓や心臓への負担が増し、高血圧や腎臓病などのリスクが高いです。
また、燻製やフライ加工された砂肝製品は高脂肪で、消化に負担がかかる可能性があります。
犬に砂肝を与える場合は、必ず新鮮な生の砂肝を選び、自宅で調理して提供するのが理想的です。
加工食品に頼ると、栄養バランスが崩れたり、有害物質を摂取したりするリスクが増えるため、犬の健康を守るためにも避けましょう。
安全で栄養価の高い食事を提供するためには、手間を惜しまず、自宅での調理を心掛けてください。
アレルギーに注意
6つ目に、砂肝を犬に与える際はアレルギーに注意しましょう。犬によっては、砂肝に対して過敏に反応する場合があり、初めて砂肝を与える際には慎重な観察が必要です。
アレルギー症状は嘔吐や下痢、皮膚の赤みやかゆみなどが現れる場合があります。症状が見られた場合は、すぐに与えるのを中止し、獣医師に相談してください。
また、過去にアレルギー反応を示したことがある犬や、食物過敏症の既往歴がある犬には特に注意が必要です。
最初に砂肝を与える場合は、ごく少量から始め、犬の様子をよく観察しながら少しずつ量を増やしていくと良いでしょう。
アレルギーのリスクを最小限に抑えつつ、健康的な食生活を提供するために、犬の反応に細心の注意を払うことが大切です。
結石のリスク
最後に、砂肝を犬に与える際は結石のリスクに注意しましょう。砂肝にはプリン体が含まれており、体内で代謝される過程で尿酸が生成されます。
尿酸が過剰に生成されると結晶化し、尿路結石や腎臓結石のリスクが高まりやすいです。
特に、結石の既往歴がある犬や尿pH値がアルカリ性に偏りがちな犬は注意する必要があります。
砂肝を与える際には適量を守り、結石のリスクを最小限に抑えるよう心掛けましょう。また、結石予防のためには、砂肝を与える際に十分な水分補給を行うことも重要です。
水分不足は結石の形成を促進する要因となるため、犬がしっかり水を飲める環境を整えてください。
また、獣医師と相談しながら、砂肝を食事に取り入れる頻度や量の調整を検討しましょう。
結石リスクのある犬にとっては特別な配慮が必要ですので、健康管理をしっかり行いながら、適切な方法で砂肝を活用することが望ましいです。
砂肝を食べることで期待できる効果
次に、砂肝を食べると期待できる効果を紹介します。
- カロリーが低く栄養豊富なのでダイエットに
- 体力が落ちつつあるシニア犬や使えやすい犬に効果的
- アミノ酸スコア100の食材
- 膵臓への負担が少ない
- 貧血や鉄の不足を補う効果
愛犬に与えたい効果に当てはまる場合は、ぜひ砂肝を活用してみてください。
カロリーが低く栄養豊富なのでダイエットに
まず、砂肝を食べるとカロリーが低く栄養豊富なのでダイエット効果が期待できます。砂肝はカロリーが低く、脂肪分も控えめです。
100gあたりのカロリーは約100kcalと低めでありながら、タンパク質が豊富に含まれており、筋肉の維持や体力の向上に役立ちます。
特に肥満が気になる犬や運動量が少ない犬にとって、砂肝は脂肪を増やさずに必要な栄養素を補える優れた食品です。
また、低カロリーでありながら、鉄分や亜鉛、ビタミン類などの重要な栄養素も含まれており、総合的な健康維持にも寄与します。
さらに、砂肝は噛み応えがあり、満腹感を感じやすくなる効果も期待できるのです。ただし、ダイエット目的で与える場合でも、適量を守りましょう。
与えすぎると、カロリー過多や栄養バランスの偏りを招く可能性があるため、獣医師と相談しながら適切な量を調整してください。
体力の落ちつつあるシニア犬や疲れやすい犬に効果的
次に、砂肝は、体力が衰えがちなシニア犬や疲れやすい犬にとって効果的な食品です。
豊富なタンパク質が含まれており、筋肉の維持や修復を助けるため、活動量が減少している犬にも適しています。
砂肝には鉄分や亜鉛、ビタミンB群が多く含まれており、エネルギー代謝を促進し、疲労回復をサポートすることが可能です。
さらに、低脂肪で消化しやすい特性があるため、胃腸が弱くなりがちなシニア犬にも負担をかけずに栄養を摂取できます。
砂肝を与える際には、細かく刻んで調理して食べやすくし、少量から始めて犬の体調を観察しながら量を調整すると良いでしょう。
体力が落ちてきた犬に砂肝を取り入れると、日々の活力を高め、健康的な生活をサポートできます。
アミノ酸スコア100の食材
3つ目に、砂肝はアミノ酸スコアが100の優れた食品であり、犬にとって必要不可欠な必須アミノ酸をすべて含んでいます。
アミノ酸スコアが100ということは、砂肝が体内で効率的にタンパク質を合成するための最適なバランスでアミノ酸を含んでいるのです。
そのため、筋肉の維持や再生、免疫機能の向上、被毛や皮膚の健康維持など、さまざまな健康効果が期待できます。
また、砂肝は内臓肉の一種でありながら、他の内臓肉よりも脂肪が少なく、タンパク質が多いので、高品質なタンパク質を摂取させたい場合に非常に適した選択肢です。
特に、成長期の犬や運動量が多い犬には、アミノ酸バランスの優れた砂肝が筋肉の成長や体力の維持に役立つでしょう。
犬の食事に砂肝を適切に取り入れると、総合的な健康維持に貢献できます。
膵臓への負担が少ない
4つ目に、砂肝は脂肪分が低いため、膵臓に負担をかけずに摂取できる食品です。
膵炎や膵臓の機能低下が懸念される犬には、脂肪分の多い食品は避けるべきですが、砂肝はそのような犬にも適しています。
100gあたりの脂質含有量は約2gと低いため、膵臓が弱っている犬でも安心して与えることが可能です。
また、低脂肪ながらも高タンパク質であるため、必要なエネルギーや栄養素をしっかりと補給できます。
膵臓への負担を最小限に抑えつつ、犬の活力を維持したい場合には、砂肝を適度に取り入れましょう。
ただし、膵炎やその他の健康問題を抱えている犬に砂肝を与える際には、必ず獣医師と相談し、適切な量や頻度を確認してください。
調理方法としては茹でるか蒸すのが最適で、脂肪分を追加せずに調理できる点も魅力です。
貧血や鉄の不足を補う効果
最後に、砂肝には鉄分が豊富に含まれており、貧血気味の犬や鉄不足が懸念される犬の健康を補う効果が期待できます。
鉄分は赤血球を形成し、酸素を全身に運ぶために必要不可欠な栄養素であり、不足すると元気がなくなったり、疲れやすくなったりしやすいです。
特に妊娠中や授乳中の母犬、成長期の子犬では鉄分の需要が高まるため、砂肝を適量与えると必要な鉄分を補給できます。
また、砂肝にはビタミンB12や葉酸も含まれており、鉄分の吸収を助け、血液の健康をサポートすることが可能です。
さらに、定期的に砂肝を与えると、赤血球の生成が促進され、貧血の予防や改善ができます。
ただし、鉄分の過剰摂取も健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、与えすぎには注意が必要です。適切な量を守りながら、犬の健康をサポートするために砂肝を活用しましょう。
犬に砂肝を与えても良い量は？
最後に、犬に砂肝を与えても良い量を紹介します。
- 超小型犬(5kg以下)：10g以内
- 小型犬(5kg～10kg)：10g～20g以内
- 中型犬(10kg～20kg)：20g～40g以内
それぞれ詳しく紹介するので、愛犬が該当する分類の適量をチェックして与えましょう。
超小型犬(5kg以下)：10g以内
まず、超小型犬に砂肝を与える場合、1日の適量は10g以内が目安です。超小型犬は体重が軽いため、少量でも栄養価が高い砂肝を摂取すれば十分な効果が期待できます。
砂肝はタンパク質が豊富で、筋肉や体力の維持に役立つ一方、カロリーが低く脂肪分も少ないため、肥満の心配を軽減しつつ必要な栄養を補うことが可能です。
ただし、体が小さい犬は消化器官も繊細な場合が多く、過剰摂取すると胃腸に負担をかける可能性があります。
与える際は、調理前に下処理をしっかり行い、茹でるか蒸して柔らかくした後、細かく刻んであげましょう。
小型犬(5kg～10kg)：10g～20g以内
次に、小型犬の場合、砂肝の適量は1日あたり10gから20g以内です。
小型犬は体重が増えると必要なカロリーや栄養も増加しますが、砂肝は高タンパクで低カロリーという特性を持ち、過剰なカロリー摂取を避けながら栄養補給できます。
特に成長期や運動量の多い小型犬にとって、砂肝は筋肉の発達を助け、エネルギー代謝をサポートする良質なタンパク源です。
ただし、与えすぎると食事全体のバランスを崩す可能性があるため注意しましょう。
中型犬(10kg～20kg)：20g～40g以内
最後に、中型犬には、1日20gから40g以内の砂肝が適量とされています。中型犬は運動量が比較的多く筋肉量も多いため、タンパク質の需要が高いです。
砂肝は高タンパクで脂肪分が少ないため、筋肉の維持や体力増強に役立ちます。また、鉄分や亜鉛、ビタミン類が豊富に含まれているため、健康維持や疲労回復にも効果的です。
ただし、中型犬であっても砂肝の与えすぎには注意しましょう。特に、総摂取カロリーが超過しないよう、普段の食事とのバランスを考慮してください。
まとめ
今回は、犬への砂肝の与え方を紹介しました。砂肝にはタンパク質や鉄分、亜鉛、ビタミンK、ナイアシンなどさまざまな栄養素が含まれており、犬に与えても大丈夫です。
また、犬に砂肝を与えるとダイエット効果や体力向上、貧血予防などの効果が期待できます。
犬に砂肝を与える際は、下処理をしっかりして加熱してから細かく刻みましょう。犬の体重に応じて適量を調節し、加工食品を避けてアレルギー反応に注意することが大切です。
