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【獣医師監修】犬にステロイドを使用しても大丈夫?ステロイドの副作用と代替薬を紹介

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はじめに

ステロイドは体内でさまざまな効果が期待できる薬です。ただ、犬にステロイドを使用しても大丈夫か気になる方は多いと思います。

ステロイドを使用する際は、副作用を理解して他の薬とも比較しながら総合的に判断することが重要です。

今回は、犬のステロイドの投与について紹介します。ステロイドの副作用と代替薬も紹介するので、リスクを理解したうえでステロイドの投与を検討しましょう。

ステロイドとは

まず、ステロイドについて紹介します。ステロイドは薬のイメージが強いですが、犬の体内にあるものですので、詳しくみていきましょう。

体内で分泌されるホルモンの総称

ステロイドは、生物の体内で自然に生成されるホルモンの一種で、生命活動の調節に重要です。

ステロイドは主に副腎皮質という腎臓の上に位置する小さな器官で生成されますが、一部は性腺や胎盤でも作られます。

ステロイドにはさまざまな種類があり、それぞれが異なる生理的機能を持っているのが特徴的です。

たとえば、コルチゾールはストレスへの反応や炎症の抑制に関与し、アルドステロンは体内の水分や電解質のバランスを調整します。

また、性ホルモンであるエストロゲンやテストステロンもステロイドの一種であり、生殖機能や二次性徴の発達に重要です。

さらに、人工的に合成されたステロイド薬も存在し、天然のステロイドと似た作用を持ちながら、特定の病気や症状を治療するために用いられています。

ステロイドの作用

次に、ステロイドの作用を紹介します。

  • 抗炎症作用
  • 免疫抑制作用
  • 細胞増殖抑制作用
  • 血液収集作用

それぞれ詳しく紹介するので、効果について理解を深めましょう。

抗炎症作用

まず、ステロイドにある作用は抗炎症作用です。ステロイドの抗炎症作用は、炎症性疾患の治療に欠かせません。

炎症とは体内の異常や刺激に対する免疫反応で、外傷や感染、アレルギーなどさまざまな原因によって引き起こされます。

炎症が発生すると、体内では炎症性物質が生成され、腫れや痛み、熱感を伴うのです。ステロイドは炎症性物質の働きを抑制し、炎症の進行を止めたり症状を軽減させたりします。

特に、関節リウマチやアトピー性皮膚炎、気管支喘息などの慢性炎症性疾患において効果的です。また、速効性があるため、急性の炎症を短時間で抑えることができます。

免疫抑制作用

次に、ステロイドにある作用は免疫抑制作用です。免疫抑制作用は、自己免疫疾患や移植後の拒絶反応の治療に役立ちます。

免疫系は本来、体内に侵入する異物や感染を排除する重要なシステムですが、自己免疫疾患では、免疫系が誤って自分の組織を攻撃している状態です。

そして、ステロイドは免疫細胞の活性を抑制し、免疫反応全体を低下させることができます。

また、臓器移植後の拒絶反応を抑えるためにも使用され、移植された臓器が体内で受け入れられるようにすることが可能です。

細胞増殖抑制作用

3つ目に、ステロイドにある作用は細胞増殖抑制作用です。ステロイドの細胞増殖抑制作用は、異常な細胞の増殖を抑える治療において大きな役割を果たします。

細胞増殖抑制作用は、特に炎症性疾患や腫瘍性疾患で効果的です。

例えば、皮膚疾患は角化細胞が過剰に増殖し皮膚が厚くなりますが、ステロイドによって抑制すると症状を改善します。

また、関節リウマチでは、細胞の異常な増殖が関節の破壊を引き起こしますが、ステロイドがその増殖を抑えると進行を遅らせることが可能です。

さらに、腫瘍の治療においては、ステロイドが腫瘍細胞の増殖を抑制するための補助的な治療法として用いられる場合もあります。

血管収縮作用

最後に、ステロイドにある作用は血管収縮作用です。ステロイドの血管収縮作用は、特に局所的な炎症やアレルギー反応の治療において欠かせません。

炎症が発生すると、患部の血管が拡張し、血液が多く流れ込んで腫れや赤みが生じます。ステロイドは血管を収縮させるため、症状を改善できるのです。

血管収縮作用は、外用薬として使用されるステロイドクリームや軟膏において、特に短期間で目に見える効果を発揮します。

例えば、アトピー性皮膚炎や湿疹などの治療では、患部の炎症を素早く抑え、かゆみや不快感を軽減することが可能です。

犬のステロイドの副作用は(全身)

ステロイドの投与はさまざまな効果が期待できますが、副作用も存在します。全身で現れる症状についてそれぞれ紹介するので、リスクについて正しく理解しましょう。

多飲多尿

まず、犬のステロイドの副作用は多飲多尿です。ステロイドは腎臓に影響を与え、水分の再吸収を妨げて尿の量を増加させます。

そうすると、犬は喉が渇きやすくなり、水を頻繁に飲むようになるのです。

多飲が続けば尿の排出も増え、トイレの回数が多くなるだけでなく、場合によっては失禁のような症状が見られる場合もあります。

長期間続くと体内の電解質バランスが崩れ、他の健康問題を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

また、多飲多尿は飼い主にとって日常生活の管理が必要となり、特に高齢の犬や腎臓に問題を抱える犬の場合、症状が悪化する場合があります。

多食

次に、犬のステロイドの副作用は多食です。ステロイドの投与により、犬は食欲が異常に増加する場合があります。

理由としてはステロイドが脳の食欲中枢を刺激し、飢餓感を引き起こすためです。

多食は一見すると元気に見えますが、実際には過剰なカロリー摂取につながり、肥満や関連する健康問題を引き起こす可能性があります。

特に、肥満は関節への負担を増加させたり、心臓や呼吸器系の疾患を悪化させたりするリスクが高いです。

さらに、急激な体重増加は、糖尿病などの内分泌系の問題を引き起こす場合もあります。

お腹が張る(腹囲膨満)

3つ目に、犬のステロイドの副作用はお腹が膨らむ腹囲膨張です。ステロイドが代謝に影響を与え、脂肪の分布を変化させるのが原因と考えられます。

具体的には、腹部への脂肪蓄積や筋肉の弱化による内臓の下垂が原因の可能性が高いです。

お腹の変化は、外見上の違和感だけでなく、犬の動きや姿勢にも影響を与える場合があります。例えば、運動時に疲れやすくなったり呼吸が苦しくなったりするケースもあるのです。

また、腹囲膨満は腸内ガスの増加や水分の貯留が関係している場合もあり、消化器系のトラブルを引き起こす可能性があります。

肝臓が大きくなる(血液検査で肝臓の値が上昇する)

4つ目に、犬のステロイドの副作用は肝臓値の肥大化です。ステロイドは肝細胞に脂肪を蓄積させやすくし、その結果、肝臓が通常より大きくなる場合があります。

また、血液検査では肝酵素の値が上昇することが一般的です。

肝臓の変化は、肝臓がステロイドを代謝する負担に対応している状態ですが、長期間続く場合は深刻な肝疾患のリスクが高まります。

肝臓の肥大は、食欲不振や嘔吐、黄疸などの症状を伴う場合があり、早期の対応が重要です。

ステロイドを投与する際は、定期的な血液検査で肝機能をモニタリングし、必要であれば肝保護剤やサプリメントの併用が推奨されます。

息遣いが荒くなる

5つ目に、犬のステロイドの副作用は荒い息遣いです。ステロイドが体内の代謝を活発にし、筋肉の活動や体温の変化に影響を与えるためと考えられます。

また、ステロイドが体液のバランスを変化させ、心臓や肺への負担が増加する可能性も高いです。

特に高齢の犬や心臓や呼吸器系に問題を抱える犬では、症状が顕著になる場合があります。

息遣いが荒くなるのはストレスや不安感を伴う状態であり、犬自身にとって非常に不快な状態です。長期化すると、慢性的な疲労や運動能力の低下を引き起こす可能性があります。

筋肉量が落ちる

6つ目に、犬のステロイドの副作用は筋肉量の減少です。ステロイドが筋肉の分解を促進する作用を持っているためであり、犬の体力や運動能力に大きな影響を及ぼします。

例えば、立ち上がる際に困難を感じたり、階段の昇り降りが苦手になったりすることが増えやすいです。

また、筋肉量の減少は体重減少を伴う場合が多く、特に後ろ足や背中の筋肉が顕著に影響を受ける場合があります。

筋肉量の減少が続くと、関節にかかる負担が増し、関節炎や他の整形外科的な問題が発生するリスクが高いです。

飼い主は犬の運動量を調整し、無理のない範囲で筋肉を維持するための適切な運動や、筋肉量を補う高品質のタンパク質を含む食事を与えましょう。

免疫力が低下し感染しやすくなる

7つ目に、犬のステロイドの副作用は病気に感染しやすくなる点です。ステロイドには免疫抑制作用があるため、犬の免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。

免疫抑制作用は炎症を抑えるというステロイドの効果ですが、病原体に対する防御力が弱まって、細菌やウイルス、真菌感染症のリスクが増加します。

特に皮膚感染症や膀胱炎、呼吸器感染症などが見られやすいです。また、免疫力が低下していると、既存の病気の進行が早まったり、新しい病気の発症が促進されたりします。

糖尿病になりやすくなる

8つ目に、犬のステロイドの副作用は糖尿病になりやすくなる点です。ステロイドは血糖値を上昇させる作用を持つため、長期間の使用により糖尿病のリスクが高まります。

特に高齢犬や肥満の犬では、その傾向が顕著に現れやすいです。血糖値が上がると、犬は頻繁に水を飲み、多量の尿を排出するほか、体重が急激に減少する恐れがあります。

症状が見られる場合、糖尿病の初期兆候である可能性があるため、速やかに獣医師に相談しましょう。

糖尿病が進行すると、視力の低下や食欲不振、慢性的な感染症などの合併症が発生するリスクも高まります。

神経障害(不安、不眠、多幸感)

最後に、犬のステロイドの副作用は神経障害です。ステロイドの使用は犬の神経系に影響を与え、不安や不眠、多幸感などの神経障害が副作用として現れる場合があります。

神経障害の症状は、ステロイドが脳内の化学物質に影響を及ぼし、興奮や情緒不安定を引き起こすために生じるのです。

不安の症状は、落ち着きがなくなり、普段とは異なる行動を示す場合があります。不眠は、夜間に眠れなくなり、飼い主にも負担をかけやすいです。

一方、多幸感は一見すると犬が元気に見えるものの、興奮しすぎて注意力が散漫になります。

飼い主としては、犬の行動を注意深く観察し、過剰な不安や興奮が見られた場合には、獣医師に相談しましょう。

犬のステロイドの副作用は(皮膚)

ステロイドの副作用は皮膚にも現れる恐れがあります。症状を詳しく紹介するので、ステロイドの副作用か判断できるようになりましょう。

毛が抜ける

まず、ステロイドの皮膚における副作用は毛が抜ける点です。脱毛は、ステロイドがホルモンバランスに影響を与え、毛周期が乱れるために起こります。

具体的には、毛が休止期にとどまり、新しい毛が生えにくくなることが原因です。また、ステロイドによる皮膚の薄化や乾燥も毛の成長を阻害し、脱毛を促進します。

特に背中や腹部、耳の周りといった部位で毛が抜けやすくなる傾向が強いです。脱毛は犬の外見だけでなく、皮膚の保護機能を弱めるため、皮膚炎や感染症のリスクも高まります。

飼い主としては、脱毛が見られた場合には皮膚の状態を清潔に保ち、必要に応じて保湿剤や皮膚の健康をサポートする食品を利用しましょう。

皮膚が薄くなる

次に、ステロイドの皮膚における副作用は、皮膚が薄くなる点です。ステロイドはコラーゲンの生成を抑制するため、皮膚の弾力性や厚みが失われやすいです。

その結果、皮膚がもろくなり、傷がつきやすくなるだけでなく、出血やあざができやすい状態に陥ります。

また、皮膚が薄くなると皮膚バリア機能が低下し、細菌やアレルゲンが侵入しやすいです。特に、高齢の犬や体重が減少している犬は皮膚の薄化が顕著になる場合があります。

副作用に対応するには、犬が過度に体を掻いたり舐めたりする行動を防いだり、皮膚を保護するための適切なスキンケアを行ったりすることが大切です。

感染しやすくなる

3つ目に、ステロイドの皮膚における副作用は感染しやすくなる点です。ステロイドが持つ免疫抑制作用が皮膚に影響を与え、病原体が皮膚に定着しやすくなります。

特に皮膚の薄化や傷つきやすい状態が併発すると、感染リスクはさらに高いです。感染症はかゆみや赤み、膿の排出などの症状を引き起こし、犬にとって大きなストレスとなります。

感染が重度になると、抗生物質や抗真菌薬が必要です。飼い主としては、日常的に犬の皮膚を観察し、異常が見られた際には早めに獣医師に相談しましょう。

石灰沈着

最後に、ステロイドの皮膚における副作用は石灰沈着です。皮膚の中にカルシウムが蓄積し、硬くしこりのような状態になる症状は、「皮膚石灰沈着症」と呼ばれます。

石灰沈着は、皮膚に小さな白い斑点や硬い結節が現れるのが特徴で、触れるとゴツゴツした感触です。

症状が進行すると、皮膚の柔軟性が失われたり、周囲の組織に炎症を引き起こしたりする場合があります。

石灰沈着は、ステロイドの長期使用による副作用として現れるため、治療期間が長い犬ほどリスクが高いです。

ステロイドの副作用の対処法とは

次に、ステロイドの副作用の対処法を紹介します。使用する薬や見るべき数値を紹介するので、今後ステロイドを投与する方はぜひ参考にしてください。

肝臓の負担を減らすサプリを使用する

まず、ステロイドの副作用には、肝臓の負担を減らすサプリを使用しましょう。

肝臓は薬物の代謝を担う重要な臓器であり、ステロイドの代謝過程で生じる負荷が過剰になると、肝機能が低下したり肝臓の細胞にダメージを与えたりする恐れがあります。

そのため、肝臓の負担を軽減するために、専用のサプリメントが効果的です。使用すると肝臓細胞の再生を促進し、抗酸化作用によって肝臓を保護する効果が期待できます。

サプリメントは獣医師の指導のもとで使用することが重要であり、犬の体調や肝臓の状態に合わせて選択しましょう。

粘膜保護剤を使用する

次に、ステロイドの副作用には、粘膜保護剤を使用しましょう。ステロイドを使用すると、胃や腸の粘膜が弱くなり、胃炎や胃潰瘍などの消化器系の問題が発生する場合があります。

粘膜保護剤は、胃や腸の粘膜に保護膜を形成し、酸や薬物による刺激から粘膜を守ることが可能です。

また、粘膜保護剤は胃酸の分泌を抑えたり、胃の表面を覆って粘膜の保護を強化したりできます。

ステロイド治療中の犬では、食欲の低下や嘔吐、下痢といった症状が見られる場合もあり、粘膜保護剤の使用は症状を緩和するのに効果的です。

定期的に血糖値をモニターする

最後に、ステロイドの副作用に対処するためには、定期的に血糖値をモニターしましょう。ステロイドの使用は、血糖値の上昇を引き起こす可能性があります。

ステロイドはインスリンの効き目を弱め、血糖値を高く保つ作用があるため、糖尿病を発症するリスクが高いです。

特に、元々糖尿病のリスクが高い犬や、高齢の犬では注意する必要があります。血糖値の測定は、動物病院での血液検査や自宅での簡易血糖測定器を使用して行うことが可能です。

高血糖が確認された場合、食事の調整やインスリン治療が必要になる場合があります。また、ステロイドの投薬量や頻度を調整して、血糖値の安定化を図ることも可能です。

代替できる薬とは

最後に、ステロイドの代替ができる薬について紹介します。それぞれの薬の特徴や効果をまとめているので、他の選択肢として考えておきましょう。

オクラシチニブ

まず、ステロイドの代替ができる薬はオクラシチニブです。

オクラシチニブは、犬のアトピー性皮膚炎や免疫関連疾患の治療に用いられる薬剤で、ステロイドの代替薬として注目されています。

オクラシチニブは酵素を選択的に抑制して過剰な免疫反応や炎症を軽減し、症状を改善することが可能です。

ステロイドに比べて副作用が少ないとされており、特に長期使用時の副作用リスクを軽減できます。

たとえば、オクラシチニブは糖尿病や胃腸の問題を引き起こすリスクが低いため、ステロイド使用を避けたい場合やステロイドによる副作用が気になる場合に有効な選択肢です。

しかし、すべての犬に適応できるわけではないため、使用する際は獣医師の指導のもとで慎重に選択しましょう。

ロキベトマブ

次に、ステロイドの代替ができる薬はロキベトマブです。

ロキベトマブは、犬のアトピー性皮膚炎や他の炎症性疾患の治療に使われる新しい薬剤で、ステロイドの代替薬としても注目されています。

ロキベトマブは抗体製剤であり、特に免疫系に関与する分子をターゲットにしています。

ロキベトマブはアレルギー反応を抑制することによって、炎症を軽減してかゆみを和らげるのに効果的です。

ステロイドとは異なり、ロキベトマブは免疫抑制作用がないため、感染症のリスクを最小限に抑えながら効果を発揮できます。

また、ステロイドに比べて副作用が少なく、長期使用においても安全性が高いのです。

定期的な投与が必要ですが、犬にとっては比較的負担の少ない治療法となるため、慢性的な皮膚疾患の管理におすすめします。

シクロスポリン

最後に、ステロイドの代替ができる薬はシクロスポリンです。

シクロスポリンは、免疫抑制剤として広く使用されている薬で、犬においてもアトピー性皮膚炎や免疫介在性疾患の治療に役立つとされています。

シクロスポリンは、細胞の働きを抑制して免疫系が過剰に反応するのを防ぎ、アレルギー反応や炎症を軽減することが可能です。

ステロイドに比べて免疫抑制作用が穏やかであり、長期使用による副作用のリスクが低いとされています。

特に、シクロスポリンは皮膚のかゆみや炎症を抑えるために有効で、アトピー性皮膚炎の治療において非常に効果的です。

また、ステロイドが引き起こす副作用である体重増加や糖尿病、胃腸障害などが起きにくいため、長期間の治療においても安全に使用できます。

しかし、シクロスポリンは免疫機能を抑制するため、感染症に対しては注意が必要で、使用中は定期的な健康チェックを行いましょう。

まとめ

今回は、犬のステロイドについて紹介しました。ステロイドは体内で分泌されるホルモンの総称であり、薬としても使用されています。

犬のステロイド投与は抗炎症作用や免疫抑制作用、細胞増殖抑制作用、血管収縮作用などの効果が期待できます。

しかし、ステロイドの投与は体内や皮膚の副作用が現れる恐れがあるので慎重に検討しましょう。

副作用をサポートできる他の薬を使用したり、定期的に健康チェックすることが重要です。

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