【2024年最新ver】ペルシャの価格相場!どこで購入するのが一番安い?

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はじめに

金銅色の大きくて丸い目と低い鼻が特徴のペルシャは、人に愛されてきた歴史が長く知名度も高い猫種です。

性格も落ち着いていて「上品」という表現がとてもよく合っています。

そして、ペルシャは人との距離をとるのが上手といわれています。

本記事ではペルシャを迎え入れる際に、どこで購入すれば良いのか、相場はいくらくらいなのかを詳しくご紹介します。

ペルシャの値段の相場はいくらなの?

購入元によって価格は変動します。

ペルシャの場合、値段の相場は7万〜35万円ほどです。

シェルターや里親からの購入価格相場

シェルターは、やむを得ない理由で飼育できなくなったネコを保護している場所です。

シェルターや里親からの購入は、費用は発生せずほとんどが譲り受けるという形となります。

譲渡ですのでその後のワクチンや去勢手術代のみがかかってくる場合が多いようです。

メリットは、譲渡となるので出費が抑えられることと、しつけが必要ない場合があることです。

しかしシェルターや里親での譲渡の場合、子猫ではなく成猫や老猫の募集がほとんどといえます。

また各地域で色々な基準が設けられており、その基準を満たさない限り迎え入れることはできません。

ペットショップでの購入価格相場

ペットショップで購入できるペルシャは、契約ブリーダーや自社(自家)繁殖など、多くが生体市場経由で仕入れられたものになります。

相場は10万〜30万ほどです。もっと高値をつけているペットショップもあります。

ペットショップで購入すると、その後も通いやすいことがメリットです。

初めての猫の飼育でわからないことが多い方は、必要なものを購入する際にいつでも質問しやすいことからペットショップでの購入は便利といえます。

その反面ペットショップでの購入の場合は親猫が見られないケースがほとんどなので、子猫がどのように成長していくか想像がつきにくいのがデメリットといえるでしょう。

ブリーダーからの購入価格相場

ブリーダーとは、血統書付きのネコを産む親猫の飼育をしたり、猫種の繁殖をして販売する業種です。

特定の猫種にこだわりを持ち繁殖していることが多い分、その猫種についての知識が豊富です。

ペルシャをブリーダーから購入する場合10万〜40万ほどが相場といわれています。

日本でもメジャーな品種のペルシャはブリーダーで購入した際にもあまり金額の差はありません。

ブリーダーで購入すると、その場で親猫の様子を見せてもらえることがほとんどなので、子猫がどのような見た目や性格に成長していくかの予測がつきやすくなるので参考になります。

迎え入れたあと自宅をどのような環境にしてあげるかのお手本にもなるので、おすすめです。

ペットショップに比べ通いやすいとはいえませんが、ペルシャのプロに相談できることはとても頼もしいものです。その反面、ペルシャを扱っているブリーダーの元にいくことになるので、ほかの品種の選択枠が消えてしまいます。

ペットショップと比べ、多くの品種を見比べたり用品を購入したりできないことはデメリットといえるでしょう。

ブリーダーでは子猫の価格は公開していないことがほとんどなので、直接問い合わせてみてください。

優秀なブリーダーの見分け方

ブリーダーは動物取扱業の登録と動物取扱責任者の資格が必要です。

その中でも知識に大きな差があります。

アメリカを拠点としているTICAとCFAのどちらかの認定を受け登録ナンバー証のある純血猫のブリーダーを行っている方を「キャッテリー」といいます。

血統書は色々なクラブから発行されていますが、全世界に認められている血統書はキャッテリーしか発行できないものなのです。ブリーダーを選ぶ際の目安にしてみてください。

このほかに、住所や経歴などの身元がはっきりしているか、飼育環境を快く見せてくれるか、購入後のサポートはしっかりしているかなどがあります。

最低限の条件しか満たしていないから知識が少ないとか、キャッテリーなので優れているとは一概にいえません。

どのようなブリーダーなのか最低限調べ、納得した上でブリーダーからの購入を検討しましょう。

ペルシャの値段が異なる理由とは?

ペルシャの値段が異なる理由として、容姿や月齢などがあげられます。

容姿

どの品種の猫も毛の色合いや顔立ちなどによって値段は変わってきます。

特にペルシャは容姿に個性が表れやすいネコなので値段の差も出やすいのが特徴です。

毛が白く鼻の短いペルシャ特有の顔立ちをしている個体で、血統の良いブリードタイプだと相場よりもさらに値段が上がるようです。

月齢

ペルシャは平均的な猫とおなじく、1年ほどで成猫に成長します。半年を過ぎると子猫とはいえない大きさになってくるので価格が下がってくるのです。

希少な猫種の場合は成猫になっても価格が下がらないこともありますが、日本でメジャーなペルシャの場合、血統や容姿が相当優れていない限り成猫になってしまうと価格が落ちてくることは仕方のないことです。

ペルシャを購入するのに安い時期はある?

ペルシャも他のネコと同じく、成猫になると子猫に比べて人気が落ち着いてきます。流通の多いペルシャですが、やはり子猫の方が高くなるのです。

ネコを選ぶ際に注意したポイント

ネコを選ぶ際には注意したいポイントがあります。どのようなことに注意してネコを選べば良いのでしょうか。

ネコの健康状態

ネコと少しでも長く一緒に生活するために、コミュニケーションをしっかりとり、普段と違うところがないかなどのチェックが大切です。

迎え入れる際にも、最低限の健康状態のチェックをおこなってください。

ペルシャを迎え入れる時には、他のネコ同様「目」をチェックしましょう。

健康なネコの目は、透明で光沢感があります。目をチェックしてみて輝いているか、目ヤニがたくさんついていないか、充血や傷がついていないかなどを確認してみましょう。

少しくらいの目ヤニの量は普通ですが、膿状や乳白色の物がたくさんついている場合は何らかの病気の可能性があるので注意が必要です。

四肢が太くしっかりしていて丈夫で、毛に艶があり手触りも滑らかなペルシャなら健康なネコの証拠です。

このほか、猫に遺伝的な疾患や欠陥がないかをチェックする遺伝子検査も重要です。

遺伝子検査がされていない場合、親猫を確認すると遺伝的疾患があるかないかの参考になります。

猫種特有の疾患が少なく、体の強い猫は比較的健康上のトラブルが少ない傾向にあります。

ネコの特性や性格

猫種によって、特性や性格が違います。

おとなしい性格のネコと静かに暮らしたい、活発なネコとたくさん遊びたい、甘えん坊なネコとたくさんコミュニケーションをとりたいなど、どのようなネコが自分のライフスタイルに合うかしっかり考えて選ぶことが大切です。

ペルシャは上品という言葉がピッタリ当てはまるネコです。性格はおっとりしていて飼い主に従順でしつけがしやすいといわれています。

遊ぶことは好きですが、基本的に同じ場所でじっとしていることも多く、それを平気とする猫種です。自然体でネコと一緒にのんびり過ごしたい人にはピッタリな猫種といえるでしょう。

しかし、個体差もあるので全てが当てはまるとは限らないことを覚えておいてください。

ペルシャを飼うにはどんな人が向いている?

ペルシャは甘えん坊な性格の反面、べったりすることをあまり好みません。

静かに過ごすことが好きでおっとりしています。

可愛くてつい抱っこをしたりスキンシップの時間を増やしたりしたいと思いますが、ペルシャの性格上、ほどほどくらいがちょうどいいでしょう。

そのため、普段忙しくあまり構ってあげる時間がない人はペルシャとちょうど良い距離感で付き会え、向いているといえそうです。

ペルシャを飼うのにかかる生涯費用まとめ

ペルシャを迎え入れ、1つの命を預かるには、最期まで面倒をみるという強い気持ちが必要です。可愛いだけの生半可な気持ちで迎え入れることはできません。

ペルシャの平均寿命は12歳〜15歳といわれています。生活環境によってはそれ以上生きる個体も少なくありません。

ペルシャを飼うには生涯でどのくらいの費用が必要なのでしょうか。

餌などの日常品にかかる費用は?

ペルシャを飼う上で日常的に費用がかかるものは餌とトイレ関係です。

両方とも種類によって多少の違いがあります。入っているものにこだわりを持って作られた餌は値段が高くなる傾向にあります。。トイレの砂も、ネコが気に入らず価格の高いものを好んだりする場合は、日常的にかかる金額が多くなってしまいます。

1ヶ月間の場合

餌の種類にもよりますが、1ヶ月分で3000円くらいかかってきます。普段の食事の他におやつなどをあげる習慣がある場合それ以上かかってきます。

トイレの砂も定期的に足す必要があるため、月に700円くらいはみておかなくてはいけません。そのほかに、消耗品の爪研ぎやおもちゃなどの費用もかかってきます。

生涯の費用

迎え入れる時の費用も、生体代をのぞいて3万円以上はかかるといわれています。

それに加えて、育てる際にかかる餌代、トイレの砂代、おもちゃ代など色々なことにお金がかかります。

餌の費用を月に3000円と計算して、1年では36000円です。おやつ代が毎月1000円で計算すると1年で12000円かかります。食事代だけで1年で500000円弱かかることになります。

日常的にかかる費用だけ計算しても、この金額×寿命と考えると結構な金額になります。

これ以外に生活する上でかかる、爪研ぎ代やおもちゃ代なども発生してきます。

毎月の購入とまではいきませんが、1度購入したからといって生涯使えるということはないので定期的にかかってくる費用です。

トリミングや予防接種にかかる費用は?

日常的にかかる費用以外にも、トリミングや予防接種などがあります。

ネコは自分で毛づくろいができるため基本的にトリミングは必要ないといわれています。

しかし、ペルシャのような長毛種は毛玉や毛のもつれができやすいのが特徴です。ブラッシングなどのケアだけではなく、定期的にトリミングもしてあげたほうが良いでしょう。

ネコのトリミングは犬ほど一般的ではなく、ペットサロンでも対応していない場所も多くあります。

自分でやることも可能ですが、ネコにとってはストレスになったり、暴れて怪我をしてしまったりすることもあります。

動物病院でも対応してくれるところがあるので、あまり無理をせず、どうすればいいかなどかかりつけの獣医師に相談してみましょう。

ネコの性格によっては、トリミングをされるよりもサロンや動物病院に連れて行かれるほうがストレスと感じる個体もいます。

シャンプーに慣らすのは難しいかもしれませんが、ブラッシングについては日頃から気持ちいいものだと感じてもらえるよう、スキンシップもかねて行いましょう。

構い過ぎることを嫌がるペルシャですので、短時間で終わらせるようにすることをおすすめします。

ワクチン代の値段の相場は6000円〜8500円ほどです。

このほかに、オスの去勢手術に15000円ほど、メスの避妊手術には25000円ほどかかるといわれています。

医療費も初診に1000円〜2000円ほどで、これに加えて診察代や薬に費用がかかってきます。

1ヶ月間の場合

毎月ワクチン代やトリミングの費用がかかるというわけではありません。

トリミングもいくらくらいかかるか、連れて行くサロンや動物病院によってさまざまでしょう。日頃から飼い主ができることといえば、毎日のブラッシングと定期的なシャンプーです。過度のスキンシップを好まないペルシャですので、子猫の頃から慣らして怖いものではないことを教えてあげてください。

生涯の費用

自宅でトリミングをする場合にもシャンプーや爪切り、ブラッシング用のブラシなどいろいろなケア用品に費用がかかってきます。

費用はさまざまですが、それぞれ1500円くらいで購入できます。

一生涯使えるものではありません。定期的に買い換える必要があり、正確にどれくらいの費用がかかるということはわかりません。ただし、この最低金額が生涯かかることを理解しておくことは大切なことです。​​​​​​​​​​

基本的にネコは病気になりにくい動物です。しかし病気になった時には診察台、薬代に加えて手術代もかかってきます。

万が一病気になり手術になってしまったときに慌てず対処するためにはペット保険に入っておくことも考えておくと良いでしょう。

まとめ

本記事では、ペルシャの相場やどこで購入するのが良いかなどをまとめてみました。

ペルシャのような日本でメジャーな猫種は、ペットショップとブリーダーでの購入金額の差はあまりありませんでした。

ペットショップとブリーダーにはそれぞれメリット、デメリットが存在します。

自分に合うのはどちらなのかをしっかり考えた上で購入先を検討してください。

命を預かる年数分の費用がかかることを理解した上でペルシャとの生活を想像してみてください。

きっと楽しい毎日が待っています。

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