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【獣医師監修】猫が嫌がらないブラシってどれ!?おすすめブラシ10選をご紹介

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はじめに

猫のブラッシング1

猫を飼う上で欠かせないものがブラッシングです。

定期的、もしくは毎日行わなければいけないブラッシングですが、多くの猫がブラッシングを嫌がる傾向にあります。

そのため猫が快適に感じるブラシ選びがとても重要です。

この記事では獣医師監修のもと、猫が嫌がらないおすすめのブラシ10選をご紹介します。

猫の健康を守り、ブラッシングの時間をより快適にするためのポイントも一緒に理解していきましょう。

猫のブラッシングは絶対必要?

猫のブラッシング2

猫のブラッシングがなぜ必要か疑問に思う方もいるかもしれません。

ブラッシングは猫の健康維持に欠かせない重要なケアの一つです。定期的なブラッシングは、毛玉の予防、皮膚の健康状態のチェック、そして飼い主と猫の大切なコミュニケーションの時間となります。

ブラッシングの必要性と、猫の健康にどのように関わってくるかを解説します。

抜け毛や毛玉を飲み込むのを減らす

猫は清潔に保つために自らグルーミングを行います。グルーミングは猫が1日に何度も行う行為です。

猫にとって当たり前のグルーミングですが、この行為によって自分の毛玉をたくさん飲み込むことになります。

飲み込んだ毛玉は基本的に便と一緒に排出されるか、毛玉の量が多い場合は自ら吐くことで外へ出そうとします。

うまく便と嘔吐で毛玉を排出できるなら問題ありません。

しかし、飲み込んだ毛がうまく出せず、胃や腸の中で球状になってしまう場合があります。

これを「毛球症」といい、腸閉塞を引き起こしたり、毛玉を吐き出そうとして窒息に繋がるおそれがあり危険を伴います。

定期的なブラッシングで抜け毛を取り除き、毛玉が作られることを防ぐことは、猫の健康を守るために重要な役割を果たします。

体調の変化に気づける

猫のブラッシングは単に毛並みを整えるだけではありません。

ブラッシングをしてあげることによって、飼い主が猫の体調の変化に気づくチャンスとなります。

定期的なブラッシングを通して、皮膚の異常、しこり、傷、脱毛などの異変を早期発見することが可能となります。

これらの異常は猫が健康問題を抱えている可能性があるサインです。

早期に発見し対処することで病気の進行を防げます。

ブラッシングは猫とのスキンシップの一つです。

猫との信頼関係を深めることになり、猫のストレス軽減にも役立ちます。

ブラッシングは猫の健康状態を把握でき、問題を抱える場合も早期発見、治療をするために必要不可欠です。

ブラッシングの方法

猫のブラッシング3

猫のブラッシングの方法は、毛の長さによって異なります。

長毛種は短毛種に比べると定期的なケアが必要です。

短毛種と長毛種、それぞれに適したブラッシング方法を具体的に説明します。

正しいブラッシング方法を身につけ、猫の健康と美しい毛並みを保ちましょう。

短毛種

短毛種の猫のブラッシングには、金属製のブラシを使ってしまうと皮膚が傷ついてしまうためおすすめできません。柔らかいゴムやシリコン素材のブラシが適しています。

ゴムやシリコン素材でできているブラシは猫の皮膚に傷がつく可能性が低くなります。

また、マッサージ効果も期待できるため、ブラッシングが苦手な猫にも比較的安心して使用できます。

長毛種の場合、最後にコームで毛並みを揃えて終わるブラッシングですが、短毛種は毛が短いためコームを必要としません。

猫をなでながら猫が安心していることを確認してブラッシングを始めましょう。

頭からお尻に向かって毛並みに沿ってブラッシングします。

お腹や尻尾も抜け毛が溜まりやすい箇所です。しかし、これらの箇所を触られることを嫌う猫がたくさんいます。

ブラッシングを嫌いにならないよう無理矢理やるのではなく、猫の様子を見ながら行いましょう。

長毛種

長毛種の猫はこまめなお手入れが必要です。

毛が長いことから普段短毛種よりもよく抜ける毛ですが、年に2回ある換毛期にはたくさんの毛が抜けます。

その毛は家の中の家具や洋服についたり、抜け毛が絡まってほどけなくなったりして、毛づくろいする猫の口に入る量が多くなる可能性が考えられます。

ブラッシングを毎日することによって健康を維持でき、飼い主とのスキンシップにもなるため欠かすことはできません。

長毛種は最初に抜け毛を取り除き、そのあとに硬めのブラシでケアしてあげましょう。

抜け毛を取り除くときには、ゴムやシリコンでできたブラシを使用し、毛の表面を撫でるように抜け毛をとります。

その後コームやピンブラシで絡まった毛を優しくほぐしながらブラシがけを行いましょう。

長毛種は抜け毛が多く、絡まってしまいやすいため毎日のブラッシングは大切です。

ブラシには種類がたくさんあるので、用途により使い分けましょう。

猫用のブラシの選び方

猫のブラッシング4

猫用のブラシの選び方は、猫の健康と快適なブラッシングを体感してもらうために重要です。

猫の毛質、長さ、皮膚の敏感さに合わせて愛猫に合った最適なブラシを選びましょう。

使いやすいものを選ぶ

猫用ブラシを選ぶ際には、使いやすさを重要視する必要があります。

使いやすいブラシは、猫へのストレスを最小限に抑え、ブラッシングを快適な時間にしてくれます。また、ブラッシングをする飼い主にとっても手首などへの負担を軽くします。

ブラシは、持ち手が握りやすく猫の体にフィットするものを選びましょう。

また、ブラシの重さも重要で、長時間使用しても疲れにくい、軽いものがおすすめです。

さらに、ブラシの頭部が猫の体の小さな部位にも届きやすいサイズであることもポイントの一つです。

使いやすいブラシを選ぶことは、猫とのブラッシングの時間を楽しくできることでしょう。

仕上がりがより良くなるものを選ぶ

猫用ブラシを選ぶ際に、仕上がりの良さを重要視することは、単に見た目を美しくするだけではありません。

猫の健康にもつながることです。

良いブラシは、抜け毛を効率的に取り除き、毛玉の形成を防ぎながら皮膚のマッサージ効果も促してくれます。

このようなブラシを使用することで、猫の毛はよりツヤツヤになり、健康的な状態が保てるようになります。

タイプや用途に合ったブラシにする

猫用ブラシを選ぶ際には、猫のタイプや用途に合わせたブラシを選ぶことが大切です。

短毛種の猫には、抜け毛を効率的に取り除ける柔らかいブラシやシリコン製、ゴム製のグローブが適しています。

長毛種の猫には、シリコン製などの柔らかいブラシに加え、毛のもつれをほぐせるピンブラシなども必要となります。

また、皮膚が敏感な猫や特定のケアが必要な場合は、さらに専用のブラシを選ぶ必要があり、ブラシ選びはじっくり行う必要があります。

猫の毛質や健康状態、ブラッシングの目的に合わせて最適なブラシを選びましょう。

猫のおすすめブラシ10選!

猫のブラッシング5

猫のブラッシングは、健康な状態と美しさを保つために重要なものです。

しかし、たくさんのブラシが販売されている中、どれを選べばいいか迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで獣医師監修のもと、猫の毛質や皮膚の状態に合わせて選んだおすすめのブラシを10選ご紹介します。

猫が嫌がらず飼い主も使いやすいものばかりを揃えました。ぜひ、それぞれに合ったブラシを選んでみてください。

キャンディ・ブラシ

猫のブラッシング6

キャンディ・ブラシは、短毛種と長毛種どちらの毛もしっかり取れて、簡単に後処理もできる大人気のシリコンタイプのブラシです。

ブラシ部分のシリコンは、毛に絡まることなくスルスルと毛を通して猫を気持ちよくマッサージしてくれます。

キャンディ・ブラシは全て濡れてもいい素材でできているため、汚れたら丸洗いも可能です。もちろんシャンプーの時にも使用できます。

おすすめの使い方は、少し霧吹きなどでブラシを濡らしてからブラッシングをすることです。ブラッシング中の猫の毛が飛び散ることを防げます。

Furminator ファーミネーター ペット専用ブラシ

猫のブラッシング7

特殊なステンレスの歯がアンダーコートをしっかり取り除きます。

トップコートや肌を痛めることのない優しいブラシです。

歯についた毛もワンプッシュで簡単に除去でき、服についてしまう毛も部屋に落ちる毛も激減できます。

短毛用と長毛用それぞれのブラシがあり、猫のサイズに合わせて本体サイズも分かれています。

愛猫に合わせてサイズが選べることもおすすめのポイントです。

高級豚毛ブラシ

猫のブラッシング8

短毛種、長毛種どちらにも使用できるブラシです。

柔らかい豚毛で毛並みをしっかり整えてくれます。

中型で使いやすく、ペットのマッサージに最適です。

豚毛などの動物の毛は、水分や油分を含んでいるため、静電気が起こりにくく、しっかり毛をとかすことによって被毛にツヤがでます。

ブラッシングのはじめに、ほこりや表面についている毛もある程度取り除けるでしょう。

Pecuteペキュート スリッカーブラシ

猫のブラッシング9

135度のステンレス鋼のピンを備えたこのブラシの機能は、アンダーコートの奥深くまで届きます。毛皮の下に閉じ込められた最大95%の抜け毛や皮脂汚れを効率的に除去し、被毛の光沢を保てます。

肌に優しいマッサージ粒子のブラシで、浮いた毛を梳かしながらペットのマッサージが可能です。

グルーミングが終われば、ボタンひとつで毛が引っ込められるため、毛のお掃除も簡単にできることから、飼い主の手間も少なく済む構造です。

滑り止めラバーとサムレストが採用されており、グリップのおかげで日常的に使用しても手や手首を痛めません。

necoco | 長毛種用 スリッカーブラシ

猫のブラッシング10

細くて柔らかい被毛に合わせた極細ピンを使用しているスリッカーブラシです。

長毛猫の抜け毛ともつれ毛を優しく取り除いてくれます。

先丸の二段のピン仕様になっており猫の肌をいたわりながらブラッシングが可能です。

CUSTIC スリッカーブラシ

猫のブラッシング11

コームの先端が丸いビーズ状に設計されています。

スリッカーブラシは、換毛機などの抜け毛が多い時期は毛がいっきにとれるのでおすすめなブラシです。

他のコームと比べて鋭利な針目がないので猫の皮膚を傷つけることはありません。

このブラシを使えば、毛繕いとマッサージをしながら抜け毛も取れるため、地面に落ちる毛も大幅に削減できます。

短毛種、中毛種、長毛種全ての猫に使えるブラシです。

ブラシを嫌がる猫もとろける魔法のブラシ

猫のブラッシング12

猫にも人にも優しいブラッシング時間を確保できるピンブラシです。

ピンブラシは、短毛種、長毛種かかわらず普段のお手入れでメインで活躍します。

ブラッシングは嫌がる猫が多い傾向ですが、このブラシを使うと嫌がることなくブラッシングをさせてくれるとの声がたくさん寄せられています。

ソフトタッチピンが使われており、ブラシが体に押し付けられたり、毛が引っ張られたりすることがありません。

ブラシの中央部分に、除電繊維が埋め込まれているため、静電気の発生も軽減します。

そのため、毛が広がりにくく優しくブラッシングが可能です。

長めのハンドル部分は滑らないソフトラバー仕様で、ブラッシング中に手が滑り落ちてしまうことを防ぎます。

Goreson ペット用ブラシ

猫のブラッシング13

猫の肉球のようなデザインがなんとも可愛らしい印象のピンブラシです。

ペットの毛の中に入り込みながらきれいにするよう設計されており、ピンについているマッサージ顆粒で皮膚を傷つけない構造になっています。

ブラッシング後は、ワンタッチで毛を取り出せ掃除の手間も省けます。

このブラシは、人間工学に基づいた設計がされており滑り止め付きのハンドルです。

手へのストレスが軽減され、使用時間が長くても手や手首の疲れを防げます。

防水素材で、ステンレス製の櫛の歯は水洗いにも耐えられるため丸洗いが可能です。

シリコンブラシ トレルンダ君 短毛

猫のブラッシング14

短毛種用のラバーブラシです。

肌にやさしく、クシ通りが滑らかなシリコン製で作られています。

HOMTERN ペット用ブラシ

猫のブラッシング15

スリッカータイプの大きなサイズのブラシです。

大きいサイズなので、豪快に毛が取れるため大型の猫に使いやすいと人気があります。

ピンのブラシにはプラスチック製のビーズがついているため、肌への負担にはなりません。

ハンドル部分に天然ゴム素材の滑り止めがついているため、安心して使用可能です。

多動物対応の商品で、短毛猫や長毛猫だけでなく犬やうさぎにも使用できるブラシです。

まとめ

猫のブラッシング16

この記事では獣医師監修のもと、猫が嫌がらずに使えるおすすめのブラシ10選をご紹介しました。

猫のブラッシングは、毛玉の予防から健康状態のチェックまで、必要な理由がたくさんあります。

適切なブラシを選ぶことで、ブラッシングの時間が猫にとっても飼い主にとっても素敵な時間になります。

嫌がっていたブラッシングの時間が猫と飼い主との絆を深めるきっかけにもなります。

定期的なブラッシングを行い、猫の健康と幸せを守っていきましょう。

獣医師監修のもと選ばれたこのブラシは、短毛種から長毛種まで、あらゆるタイプの猫に適しています。

この記事を通して、猫の毛質や皮膚の健康を考え、愛猫にとって最適なブラシを選べると幸いです。

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