豆知識

ダックスフンドはどんな性格をしている?オスとメスの性格の違いもご紹介

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はじめに

短い足と長い胴が特徴的なダックスフンド、トイプードルやチワワと並んで日本では特に人気の犬種です。

ダックスフンドを飼っている方や、これから飼ってみたいという方も多いのではないでしょうか。

今回の記事ではダックスフンドについて、特徴や、オスとメスの性格の違い、毛色によって性格に違いはあるのかなど詳しく解説していきます。

現在ダックスフンドと暮らしている方も、これから家族に迎えたいという方も是非参考にしてください。

ダックスフンドの性格とは?

ダックスフンドはもともとドイツで、猟犬として活躍していた犬種です。

猟犬らしく元気で活発な性格ですが、とても飼いやすい犬種だといわれています。

  • 忠誠心の高さと人懐っこさが特徴
  • 愛情深い性格で家族に対しての愛情が深い
  • 活発で好奇心旺盛な一面もある

こちらがダックスフンドの基本的な性格です。

なぜダックスフンドがこれほど人気なのか、ここからはダックスフンドの性格を詳しく解説していきます。

忠誠心の高さと人懐っこさが特徴

猟犬だったダックスフンドは飼い主にとても忠実で、飼い主を守ろうとする忠誠心の高い子が多いことが特徴です。勇敢な性格で怖いもの知らずだともいえます。

飼い主との信頼関係がしっかりとできていれば、とても忠実で飼い主の言うことをよく聞きます。

また、家族でワイワイしていると自分も参加したがり、輪の中に入ろうとします。そんな人懐っこくて可愛い一面も人気の理由です。とても友好的で、他にペットを飼っていたとしても仲良くできる性格なので、多頭飼いされている方も多く小さな子供とも相性が良いです。

愛情深い性格で家族に対しての愛情が深い

ダックスフンドは飼い主や家族のことが大好きで、強い愛着を示します。

飼い主と一緒に寝ようとしたり、家の中でもどこでも一緒について回ったりと飼い主にべったりと甘えるように側にいます。

もちろん性格は様々なので、1人の時間を大切にする子もいますが、一般的にはお腹を見せて甘えてきたりとストレートな愛情表現をしますので犬にたくさん構いたい飼い主とは相性ぴったりです。

ダックスフンドを飼っている飼い主は「うちの子は甘えん坊」だと言われる方が多いですが、ダックスフンドは、信頼している家族全員に深い愛情を持っています。

表情が豊かで感情が分かりやすいところもダックスフンドの魅力の一つです。

活発で好奇心旺盛な一面もある

ダックスフンドは体力もありとても活発なので、ボールで遊んだり、おもちゃを追いかけたり、穴を掘って遊ぶことがとても得意です。飼い主と散歩することも大好きなので散歩には毎日連れていきましょう。

好奇心旺盛な一面もあり、目に入るものは何にでも興味を示すところもダックスフンドの特徴です。

ダックスフンドはとても賢いので、頭を使った遊びをすることもとても刺激になります。

元狩猟犬なので、毎日運動させてあげて、エネルギーや好奇心を満たしてあげることが大切です。

ダックスフンドの特徴とは?

ダックスとはドイツ語で「アナグマ」、フンドは「犬」という意味があります。

昔ダックスフンドはアナグマやウサギの狩猟犬として活躍していました。

そんなダックスフンドにはこのような特徴があります。

  • 小さな体に長い胴体が特徴
  • 短い脚が可愛らしい外見を作り出す
  • 様々な毛色があり、個性的な魅力を持つ

これらのダックスフンドの特徴について、順番に解説していきます。

小さな体に長い胴体が特徴

もともとダックスフンドは狭い巣穴に住むアナグマやウサギなどの狩猟をしていたため、穴に入りやすく巣の中で動きやすいように、今のような小さな体に長い胴へと改良されてきました。

ちなみに長く垂れた耳も、アナグマの巣穴で土が耳に入ることを防ぐためにこのような耳になったといわれています。

実はダックスフンドには3つのサイズがあり、一番最初に誕生したスタンダードダックスフンド、それよりも小さく改良されたミニチュアダックスフンド、さらに小さいカニンヘンダックスフンドの3種類です。

大きさは違いますがどの種類のダックスフンドも、長い胴という共通の体格をしています。このように、ダックスフンドの小さくて胴が長い体は昔狩猟をしていた名残です。

短い脚が可愛らしい外見を作り出す

ダックスフンドといえば、長い胴に加えて短い足がチャームポイントです。

アナグマやウサギの狩猟をしていた時に、この足の長さが適当だという理由で、交配され今のような短い足になりました。

人間は、頭が大きくて足の短いシルエットの小さい生き物を見ると無意識に「可愛い!」と感じます。ダックスフンドはまさにそのような可愛い体型で、人々を魅了する可愛い魅力があります。

様々な毛色があり、個性的な魅力を持つ

ダックスフンドは毛色が豊富で、毛色の種類は150パターンほどあるといわれています。

全ての犬種の中でもこれほどの毛色があるのはダックスフンドだけでしょう。

そのため同じダックスフンドでも、単色、2色、混合色と毛の色が様々なのでどの子もとても個性的です。

被毛タイプは、スムースヘアー・ロングヘアー・ワイヤーヘアーの3種類があり、それぞれの毛質によってもカラーが異なってきます。

毛色によって印象が変わりますが、被毛タイプによっても見た目の印象がガラッと変わるのもダックスフンドの特徴です。

ダックスフンドのオスとメスで性格は異なる?

ダックスフンドの基本的な性格を前述しましたが、オスとメスで性格は異なるのでしょうか?

実はダックスフンドはオスとメスではこのような性格の違いがあります。

  • オスはプライドが高く、自己主張が強い
  • メスはおおらかで穏やかな性格が多い
  • どちらも忠実で愛情深い性格を持っている

具体的にはどのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。

オスはプライドが高く、自己主張が強い

基本的にダックスフンドのオスの場合は警戒心が強い傾向があります。

縄張り意識やプライドが高く、マーキングをしたり他のオスには強気な態度で吠えたりすることも多いです。

感情をストレートに出すタイプなので、自己主張が強く、メスよりも子供っぽい性格であるといえます。

飼い主が大好きで、外出する時にはクーンと鳴いて寂しさを表したり、行かないで欲しいと吠えてアピールしたりします。

ダックスフンドは甘えん坊な性格だとお伝えしましたが、特にオスは甘えん坊でかまって欲しいタイプの子が多いです。

メスはおおらかで穏やかな性格が多い

ダックスフンドのメスは基本的におおらかでマイペースな傾向があります。メスはオスと比べると吠えることも少なく、おっとりしていて穏やかな性格です。

オスは甘えん坊ですが、メスはどちらかというと自立していて落ち着いているので、飼い主にそっと寄り添ってくれます。

メスは比較的冷静なので、飼い主が外出するときや帰ってきた時の反応はオスと比べるとサバサバしているので、クールな印象を受けることもあるでしょう。

どちらも忠実で愛情深い性格を持っている

オスは感情をストレートに表し自己主張が強く甘えん坊、メスはマイペースで穏やかな性格とオスとメスそれぞれに違う魅力があります。性格は多少違いますがどちらも飼い主にはとても忠実で、家族に対して愛情深い性格を持っていることが特徴です。

信頼関係をしっかりと築いていれば、ダックスフンドはしっかりと飼い主を信頼し、きちんということを聞いてくれますし、たくさんの愛情を与えてくれます。

ダックスフンドの毛色と性格には関係がある?

ダックスフンドにはたくさんの種類の毛色がありますが、毛色によって性格に差がある事がわかっています。

  • ブラック・タンは落ち着いた性格が多い
  • レッドは活発で好奇心旺盛な性格が多い
  • ピーチ・フォーンはおおらかで甘えん坊な性格が多い

ここでは、人気の毛色であるブラック・タン、レッドの性格についてご紹介します。

ブラック・タンは落ち着いた性格が多い

ブラック・タンは黒色の被毛に黄褐色の斑が入ったカラーで、1番人気の毛色といわれています。まるで眉毛のような模様が入っていることも特徴です。

黒い毛色から凛々しい印象のブラック・タンですが、落ち着いた性格の子が多いです。

人懐こくて、体も丈夫だといわれています。

レッドは活発で好奇心旺盛な性格が多い

1番スタンダードな毛色で、全体が赤茶色なのがレッドという毛色です。ダックスフンドの中でもよく見かける毛色ではないでしょうか。

レッドはダックスフンド特有の活発で好奇心旺盛な性格をしています。何にでも興味を示したり、遊び好きな子が多いです。

ダックスフンドの飼い方のコツとは?

常に人気の犬種で魅力いっぱいのダックスフンドですが、飼い主が注意するべきことや飼い方のコツがあるのでご紹介します。

  • 日常の散歩や運動をしっかりと取り入れる
  • しつけは積極的に行い、社会性を育む
  • ブラッシングや耳掃除などのケアを定期的に行う

ダックスフンドの特徴や性格を考慮して、しっかりと飼い方のコツを掴んでおきましょう。

日常の散歩や運動をしっかりと取り入れる

ダックスフンドは、散歩や遊びが大好きです。運動が足りていないと、ストレスから問題行動を起こしてしまうこともあります。また、足腰に負担がかかりやすい体型のため肥満には特に注意しましょう。肥満になると椎間板ヘルニアの原因になってしまうこともあります。

運動のしすぎも腰に負担がかかりますので、適度な運動や散歩を心がけましょう。

ロープなどおもちゃの引っ張りっこや、ボール遊びなど、ダックスフンドと飼い主が一緒に遊べるような遊びを取り入れると、満足感が高まります。

しつけは積極的に行い、社会性を育む

ダックスフンドは、とても賢いため飼い主はしっかりとしつけを行う必要があります。

自己主張の強いダックスフンドはしつけがきちんと出来ていないと、飼い主の言うことを聞かなくなってしまいます。

飼い始めたら早い時期からしつけを積極的に行いましょう。

他の人や犬に吠えないように、しっかりと社会性も育んでいきます。そのためには早くから他の犬や家族以外の人に慣れさせておくことも大切です。

体調をチェックできるよう体をどこでも触れるように、慣らしておくことも重要です。

まずは飼い主との信頼関係を築くことが何より大事ですので、時間をかけてゆっくりと絆を深めていきましょう。

ブラッシングや耳掃除などのケアを定期的に行う

ブラッシングは毛並みを綺麗に保つだけではなく、血流を良くしたり、通気性を良くしたり、マッサージの効果もあります。毛が多く抜ける換毛期には特に念入りにブラッシングをしましょう。

ダックスフンドといえば垂れた大きな耳が特徴ですが、このような垂れている耳は湿気がこもりやすかったり汚れが溜まりやすいため定期的な耳掃除が大切です。

耳掃除を怠ると外耳炎になることもあります。

過度なケアは禁物ですが、イヤーローションなどを使用して耳の中を優しく吹いてあげてください。

ダックスフンドは家族に最適な犬種!

ダックスフンドには他にも、このような特徴があります。

  • 子供との相性が良く、遊び相手になる
  • 小さな体ながらも勇敢で見張り役にもなれる
  • 忠実で愛情深い性格が家族に癒しをもたらす

とても忠実で愛情深いダックスフンドは、家族に最適であるといえます。

子供との相性が良く、遊び相手になる

ダックスフンドはとても友好的な性格をしていて遊び好きですので子供とも仲良くすることができます。

運動神経も良く、体力もあるので一緒にいろんな遊びを楽しむことができますし、適応力が高く我慢強い部分もあるので小さい子供の遊び相手としても相性が良いです。

ただし子供がダックスフンドを抱っこする際には腰へ負担がかからないように注意する必要があります。同様に、ジャンプさせない、階段を上り下りさせないなど腰への負担に配慮するようにしてください。

小さな体ながらも勇敢で見張り役にもなれる

ダックスフンドは、狩猟犬として活躍していた犬種なので反応性が高く大きな鳴き声で危険を教えてくれます。そのため番犬としても適任です。

吠え癖がつかないようにトレーニングをしっかりする必要はありますが、ダックスフンドはとても勇敢な性格で賢く用心深くもあるので、見張り役としても家族に安心感をもたらしてくれます。

忠実で愛情深い性格が家族に癒しをもたらす

ダックスフンドはとても愛情深い性格で飼い主や家族が大好きです。愛情表現も豊かで、甘えん坊なので飼い主にベッタリとくっついて甘えてきます。

そんな可愛い姿に家族みんなが癒されます。たっぷりと甘えさせてあげることで、ダックスフンドも満足し、飼い主との関係もより良いものになっていくでしょう。

まとめ

今回は大人気の犬種、ダックスフンドについて解説しました。

ダックスフンドは家庭で飼うのにぴったりで、愛情深く甘えん坊な部分や勇敢で忠実な性格などたくさんの魅力を持った犬です。

しつけは必須ですが、信頼関係をしっかり構築できれば最高のパートナーになってくれるでしょう。

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