豆知識

トイプードルはどんな性格をしている?オスとメスの性格の違いもご紹介

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はじめに

トイプードルは、社交的な性格なので家族とも他の犬とも仲良くなれる犬種です。

愛情深く、飼い主への忠誠心も高いので、ペットとして高い人気を集めています。

そんなトイプードルは、オスとメス・毛色で性格が違います。

今回は、トイプードルの特徴や性格の違いなどを詳しく調査しまとめました。

自分の家族に合うのはどんな性格の子なのか、ぜひ相性をチェックをしてみてください。

トイプードルの性格とは?

トイプードルの性格は愛情深く、賢いため飼い主に対する忠誠心も高いので、とても飼いやすい犬種です。

基本的な性格については、下記で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

忠誠心の高さ

トイプードルは飼い主に対して忠誠心が高く、賢いので指示にちゃんと従ってくれます。

犬を飼ったことのない方でもコミュニケーションが取りやすく、しつけのしやすい犬種です。

甘えん坊のところがあり、可愛いからと甘やかすとわがままになってしまうので注意は必要ですが、飼い主がしっかりしつけをして主導権を握っていれば、従順に従ってくれます。

素直で頭の良いところは、トイプードルの魅力です。

社交的な性格

トイプードルは明るい性格なため、社交的で家族とも他の犬とも仲良くなれます。

ドックランや他の犬が集まる場でみんなで楽しく遊ぶことができるので、一緒に遊びに行きたい飼い主さんにもおすすめです。

愛情深い性格

飼い主に対して愛情深いトイプードルは、飼い主が喜んでくれることを自分の喜びと感じます。

甘えん坊で愛情表現が豊かなので、メロメロになってしまう飼い主の方も多いです。

家族思いの優しい性格なので、家族の一員として迎え入れれば絆も深まり良い関係が築けます。

トイプードルの特徴とは?

トイプードルは、目がクリクリしていて毛はフワフワの可愛らしい見た目と、賢さと明るい性格が魅力的な犬種です。

そんなトイプードルの特徴を詳しく解説したので、ぜひチェックしてください。

可愛らしい外見

トイプードルの人気の理由の1つは、ぬいぐるみのような可愛らしい外見です。

プードルの中でも小さいサイズの身体と、クリクリの目・フワフワの毛が特徴になります。

ぬいぐるみのような可愛い見た目で、甘えられたら老若男女問わずハマってしまう人気な犬種です。

毛量の豊富さ

トイプードルの特徴は、フワフワな強い巻き毛のシングルコートで毛質が豊富です。

毛が伸びるタイプの被毛の犬種なので、定期的にトリミングに連れていく必要があります。

抜け毛や体臭が少ないので、室内でも飼いやすくておすすめです。

知識や学習能力の高さ

トイプードルはとても賢い犬種です。

人間で言うと2〜3歳程度の頭脳があり、250種類の人間の言葉を覚えられると言われています。

言葉やコマンドもちゃんと覚えてくれるので、しつけもしやすく手がかからないです。

物覚えも早く忠誠心が高いため、トイプードルは介助犬やセラピードッグとしても活躍しています。

オスとメスでの性格の違い

基本的に明るく社交的で甘えん坊な可愛さと、賢く忠誠心の強いトイプードルですが、実はオスとメスで性格が違うんです。

オスはヤンチャで明るく、メスは穏やかで母性本能が強いと言われています。

どちらも飼いやすい事は間違いないですが、家族との相性が大事です。

家族に迎え入れると決めたら、オスとメスの違いもしっかり理解しましょう。

オスとメスのそれぞれの特徴についてまとめたので、ぜひ参考にしてください。

オスの特徴

オスは基本的に穏やかですが、ヤンチャで明るい性格をしています。

元々遊びが大好きなトイプードルですが、オスの方がより活発に運動したがります。

お子様がいる賑やかな家庭の方や、一緒に運動が楽しめる方はオスのトイプードルがおすすめです。

穏やかな性格

オスはヤンチャだと言っても、トイプードルは基本的に穏やかで優しい性格です。

無駄吠えや急に怒ってしまうことがないから、小さい子供とも触れ合いやすく家族の多い家庭でも仲良く暮らしていけます。

子供と仲良く遊んでいる姿や、家族に優しい愛犬の姿を見るのはとても癒しです。

オスはメスより甘えん坊なところもあるので、ぜひ余裕をもって可愛がってあげてください。

遊び好き

元々狩猟犬の血をひいているので、運動神経が良く活発で遊ぶ事が大好きです。

ゲームをしたり、外でフリスビーなども一緒に楽しむことができます。

好奇心旺盛なため、少しヤンチャな一面も見えますが楽しく遊ぶことで信頼関係も深まります。

家族を守る性格

とても家族思いで忠誠心の強いトイプードルなので、何かあれば家族を守ろうとします。

社交的だから他の犬とも仲良くなれますが、家族に危険を感じると攻撃的になることもあるので注意が必要です。

危険から守るだけでなく、悲しいことがあった時もそっと寄り添ってくれます。

精神的にも守ろうとする優しい性格は、家族の一員として癒される存在になること間違いなしです。

メスの特徴

トイプードルのメスは、オスよりも穏やかな性格でしつけがしやすいです。

甘えん坊なところもありますが、オスより大人っぽくなるのが早いので落ち着いた性格をしています。

甘える時も家族の様子をうかがって、空気を読んで甘えてくる印象です。

自立心も強いので、面倒見も良く母性にも溢れています。

穏やかで落ち着いている生活を一緒にしたい方は、メスのトイプードルがおすすめです。

穏やかな性格

メスは、オスよりも落ち着いていて、穏やかな性格をしています。

生活環境やその子の元々の性格の差はありますが、基本的にメスのトイプードルとは落ち着いた暮らしができます。

しつけもしやすいので、犬を飼うのがはじめての方にも比較的飼いやすいです。

母性本能が強い

メスは元々母性本能が強い性別です。

トイプードルのメスは、自立心も強くオスよりも早く大人になるので面倒見も良いところがあります。

多頭飼いにも向いており、子犬の世話や小さい子供にも優しくしてくれるのでこれから家族が増える家庭とも相性が良いです。

順応性が高い

トイプードルのメスは、我慢強い一面もあり生活の環境にも順応できます。

甘えん坊な犬種なのでお留守番は苦手ですが、オスよりメスの方が向いています。

しかし、あまり長すぎるお留守番はストレスが溜まってしまうので、家にいる時間を増やしてあげてください。

毛色による性格の違い

トイプードルは、個体差はありますが、毛色によっても性格が異なります。

代表的で人気色であるホワイト・ブラック・アプリコットの、それぞれの毛色の性格を紹介するので参考にしてください。

ホワイト

白くてフワフワな綿あめみたいな見た目のホワイトは、優しくて愛情深く社交的な性格です。

はじめて犬を飼う方にも、飼いやすい優等生タイプのホワイトの性格を紹介します。

穏やかで温厚

トイプードルは基本的に穏やかな性格であることが特徴ですが、中でもホワイトの子は特に穏やかで温厚な性格です。

穏やかで感情の起伏があまりないので、攻撃的になる心配もありません。

大人しく飼いやすいホワイトの子は、トイプードルの中では優等生タイプと言われています。

楽観的な性格

1番といっていいほど甘えん坊なホワイトの子ですが、性格は明るく楽観的です。

遊びやしつけも、飼い主と一緒に楽しんでくれます。

寂しがり屋なので、お留守番が多い家庭にはあまり向きません。

明るくて甘えん坊で可愛いタイプのトイプードルが好みの方は、ぜひホワイトの子を家族に迎えてみてください。

アプリコット

ぬいぐるみのような可愛い見た目で人気の高いアプリコットは、気が強く警戒心も強い性格です。

穏やかだけど勇敢な一面があり、危険を察知すると警告してくれます。

少し気難しそうに感じますが、基本的な性格はとても元気が良く明るいです。

子供とも仲良く遊ぶこともでき、一緒にいると元気になるアプリコットの性格を紹介します。

大胆で勇敢

アプリコットの子は、警戒心が強くとても勇敢な性格です。

しかし、少し神経質で臆病な一面もあるので、警戒して吠えてしまうことがあります。

危険を感じると見知らぬ人や犬に立ち向かって攻撃的になりますが、賢いのでしつけをしていれば大丈夫です。

飼い主の言うことをちゃんと聞いてくれるので、初心者の飼い主でも安心して飼うことができます。

独立心の強さ

甘えん坊なことで有名なトイプードルですが、アプリコットは独立心があり落ち着いています。

激しく感情が変わることもなく、無駄吠えをしたり噛みつくことはありません。

怖いもの知らずな一面があるので、好奇心旺盛なところもあります。

とはいえ、子供とも仲良く遊べるので、元気で明るい子が好みの方におすすめです。

ブラック

黒くてフワフワな毛が可愛いブラックは、愛情深く大人しい性格です。

穏やかで落ち着いていて賢いため、しつけもしやすく無駄吠えもしません。

とても優しい性格だから他の犬とも仲良くできるので、2匹目としてお迎えするにも向いています。

しつけのしやすさや、飼い主に従順なブラックは犬を飼うことが初めての方や、しつけに不安のある方にもおすすめです。

愛情深く忠実

ブラックの子は、愛情深く飼い主に忠実な性格です。

人懐っこく甘えん坊な子が多く、飼い主の様子を見ながら可愛く甘えてきます。

また、しっかりコミュニケーションがとれていれば、飼い主に忠実に従ってくれるのでしつけがしやすいです。

物静かな性格

とても大人しく穏やかな性格のブラックは、とても落ち着きがあります。

周りの環境への適応能力も高いので、飼い主さんがご飯を用意していたり、用事をしている時も大人しく待っていられます。

友好的な性格で他の犬や家族とも仲良くでき、無駄吠えや嚙み付くこともありません。

小さいお子さんがいる家庭でも、安心して一緒に暮らすことができます。

初めて犬を飼う方や大人しい犬が好みの方は、ブラックがおすすめです。

トイプードルの飼い方のコツ

続いては、トイプードルの飼い方のコツを紹介します。

穏やかで賢いトイプードルは、飼い方のコツがわかっていればとても飼いやすい犬種です。

飼い主に従順で利口ですが、イタズラ好きの一面も持っているのでしつけはしっかりする必要があります。

これから飼う予定の方も、今まさに家族に迎え入れた方も長く愛犬と幸せな生活を送るためにぜひ参考にしてください。

適切なトレーニング

賢いトイプードルは、飼い主が正しい方法でしつけをすれば、すぐに理解して言うことを聞いてくれます。

しかし、厳しく怒りすぎたり甘やかし過ぎてしまうと、問題行動を起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。

正しいトレーニング方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

社会に慣れさせる

基本のしつけの1つが、人間社会に慣れさせる事です。

人や音などは最初はとても恐怖に感じてしまうことがあるので、ゆっくり慣れさせてあげましょう。

また、子犬の頃から触られることに慣れさせてコミュニケーションを取ることも大事です。

後にお手入れをする時や散歩のときに、問題行動を起こしづらくなります。

トイレトレーニング

トイレは飼い始めた初日から一生続く行動なので、適切にトレーニングする必要があります。

トイレトレーニングで、重要なポイントはこちらです。

  • トイレの環境を整えておく
  • タイミングに合わせてトイレに誘導する
  • トイレシートを綺麗に保っておく

まずは、トイレの環境を整えることが大事です。

トイレをしやすい場所にトイレシートをおいて、犬は汚い場所ではトイレをしたがらないので、常に綺麗な状態に保ってあげましょう。

また、愛犬のトイレのタイミングに合わせて、トイレに誘導して成功体験を増やしてあげることも大事です。

成功して褒められるうちに覚えて、失敗なくトイレができるようになります。

噛みくせや飛びつきのしつけ

人と触れ合うのが大好きなトイプードルは、興奮すると噛んだり飛びついてしまうことがあります。

問題行動をそのままにしておくと、散歩のときや生活する上で困ってしまいます。

噛みくせを治すには、こちらのポイントに注意しましょう。

  • 噛まれてはいけないものを届くところに置かない
  • 嚙んでもよいおもちゃを用意する
  • 噛んでしまった時にいけないことだと叱る

まずは噛んでしまう状況をなるべく作らないであげることが大事です。

もしも噛んでしまった時は、痛い事を伝え「ダメ」とちゃんと叱りましょう。

続いて、飛びつきを治すポイントはこちらです。

  • 「お座り」「待て」を覚えさせる
  • 人や他の犬に慣らしておく

基本的に人が大好きなトイプードルは、興奮すると飛びついてしまうことがあります。

そんな時には、しっかり「お座り」「待て」などのコマンドを覚えさせて、飼い主の言うことを聞けるようにしておきましょう。

コミュニケーションが取れていれば、問題行為を未然に防ぐことができます。

また、興奮してしまわないように環境や人・他の犬に慣れさせておくことも大事です。

ルーティンの確立

トイプードルの毎日のルーティンを紹介します。

お手入れと散歩は毎日必要なのでぜひ参考にしてください。

お手入れ

お手入れでやるべきことは以下の4つです。

  • ブラッシング(毎日)
  • 歯磨き(毎日)
  • 耳掃除(週に1回)
  • 爪切り(伸びてきたら)

トイプードルの毛は柔らかく細いので絡まりやすいです。

毛玉の原因にもなってしまうのでブラッシングは毎日してあげましょう。

その他のお手入れは毎日必要ではないですが、ルーティン化することをおすすめします。

爪切りや耳掃除など、ちょっと自分で手入れすることが不安な方は、トリミングサロンでお願いできるので積極的に利用しましょう。

散歩

毎日のルーティンと言えば散歩です。

トイプードルは、とても活発な犬種なので1日の運動量も多く、毎日十分な散歩が必要です。

基本の散歩時間は1日2回、15〜20分が目安になります。

運動不足の防止・健康のためにも、散歩はなるべく毎日連れて行ってあげましょう。

愛情と栄養のバランス

犬にとって愛情と栄養のバランスはとても大事です。

愛情

愛情不足になると、吠え続ける・物を壊す・部屋中で排泄するなどの問題行動をとります。

また、不安を抱えている時は自分の足を舐めることがあるので、サインを見落とさないようにしっかり観察しましょう。

愛情を犬に伝える時は、言葉とコミュニケーションで伝えることができます。

声のトーンや表情で伝え、触れ合いを毎日しましょう。

栄養バランス

トイプードルの栄養バランスは、年齢・体重など1匹1匹それぞれ違います。

誤った量を与えてしまったり、おやつをたくさんあげてしまうと健康に悪影響なので注意しましょう。

子犬期高たんぱく・高カロリー70~100g約130キロカロリー
成犬期成分のバランスが良い食事70~120g約260キロカロリー
シニア期良質なタンパク質・低カロリー・脂質を抑えたもの50~100g約230キロカロリー

まずは、年齢による栄養バランスの違いを理解しましょう。

それぞれの時期用のドックフードが売っているので、そちらを参考にするのもおすすめです。

1日に必要なカロリーもそれぞれ違うので、目安にしてください。

まとめ

今回は、トイプードルのオス・メス・毛色での性格の違いについて調査しました。

基本的には穏やかで愛情深く、飼い主への忠誠心が高いので、とても飼いやすい犬種です。

かわいらしい見た目と甘えん坊な性格は、老若男女を魅了するのでペットとして長い間人気があります。

家族を迎えるにあたり、どんな性格の子が家族に会うのか、ぜひこの記事を参考に見つけてください。

皆さんが愛犬との素敵な生活が送れることを願っています。

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