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- はじめに
- まずロシアンブルーの性格や特徴は?
- ロシアンブルーは一人暮らしでも飼える?飼えない?
- ロシアンブルーの”飼い方”
- ロシアンブルーのしつけ方は?
- ロシアンブルーを飼う前に準備するもの
- ロシアンブルーの価格相場
- ロシアンブルーを飼う際の注意点
- まとめ
はじめに
ロシアンブルーを飼いたいけれど、迷っている方も多くいると思います。
ロシアンブルーはアッシュブルーの毛並みが特徴的な人気の猫種です。
ただ、おとなしい性格や犬に似ているとも言われるため、ロシアンブルーが自分の飼いたい猫に当てはまっているか確認する必要があります。
この記事で解説しているのは、主にロシアンブルーの飼い方についてです。
ロシアンブルーの飼い方だけでなく、ロシアンブルーの性格や特徴・飼う時のポイントも詳しく紹介しており、ロシアンブルーが自分に合っているか確認できるので、ぜひ参考にしてください。
まずロシアンブルーの性格や特徴は?
最初に、ロシアンブルーの性格や特徴を解説します。
ロシアンブルーを飼うためには、まず性格や特徴が自分に合っているか確認する必要があるので、ぜひ参考にしてください。
性格
ロシアンブルーは他の猫と比べておとなしい性格です。
「ボイスレスキャット」とも呼ばれており、小さく可愛い声で鳴きます。
また、ロシアンブルーの性格は人懐っこいですが、誰に対しても人懐っこいわけではありません。
初めて会う人や猫に対しては警戒心を抱き、すぐに隠れてしまうのです。
ただ、ロシアンブルーは特定の人には深く愛着を示します。
例えば、家族の中でもお父さんにはあまり懐かないのにお母さんにはくっついて回るなど、懐く度合いが変わってくるのです。
そして、ロシアンブルーは独占欲が強く、他の猫と飼い主が遊んでいると嫉妬してしまうため、あまり多頭飼いはおすすめしません。
最後に、ロシアンブルーは運動好きな性格も持っています。
狩りの習性が残っており、筋肉が発達しているので、しなやかな動きが可能です。
遊ぶのが大好きなので、適度な運動をしないとストレスがたまってしまうので注意しましょう。
特徴
ロシアンブルーの特徴は、エメラルドグリーンの目です。
子猫の頃は淡い青色の目であり、成長するにつれてエメラルドグリーンに変化します。
日差しの弱い国はグリーンや青色の目を持つ猫がいる傾向が高く、日差しの弱い国であるロシアで生まれたロシアンブルーもその影響を受けている可能性が高いです。
また、ロシアンブルーは口角が上がっているのも特徴といえます。
ロシアンスマイルとは、ロシアンブルーの口角が上がりカーブして微笑んでいるように見えたことが由来の言葉です。
そして、ロシアンブルーの特徴は被毛にもあります。
アッシュブルーでダブルコート(二層構造)の被毛は、1本がきめ細かくシルクのようであり、光に当てると非常に美しいです。
ロシアンブルーは一人暮らしでも飼える?飼えない?
ロシアンブルーは一人暮らしでも飼えます。
なぜなら、ロシアンブルーは大人しい性格であり、鳴き声も小さいため、マンションや集合住宅でも生活できるからです。
また、ロシアンブルーは人懐っこいですが警戒心が強く、多頭飼いや大人数の家族より飼い主とロシアンブルーだけの方が安心できるので、一人暮らしに適しています。
飼い主と猫のみなので、余計な嫉妬心も生まれません。
ただ、一人暮らしだとロシアンブルーと遊んであげる時間が少なくなります。
ロシアンブルーは適度な運動が必要なため、遊びの時間を確保しましょう。
ロシアンブルーの”飼い方”
次に、ロシアンブルーの飼い方を紹介します。
- できるだけストレスの無い環境にしてあげる
- 適度に運動できる環境にする
- 1日に1回は遊びに付き合ってあげる
それぞれ詳しく解説しますので、ロシアンブルーを実際に飼う前に必ずチェックしましょう。
できるだけストレスの無い環境にしてあげる
まず、できるだけストレスの無い環境にしてあげるのが、ロシアンブルーの飼い方のポイントです。
ロシアンブルーは警戒心が強く神経質なため、他の猫よりも注意深くストレスのない環境を作ってあげましょう。
例えば、猫は聴覚が優れており、大きな音に敏感に反応してしまうため、騒音の少ない環境が必要です。
自動車や工事の騒音が気になる場合は、防音シートや防音壁を準備してください。
また、友人や恋人などお客さんを呼ぶときもロシアンブルーへの配慮が必要です。
同じ空間にいると警戒してしまうため、別の部屋に移すなどしてロシアンブルーのストレスを減らしてあげましょう。
さらに、ロシアンブルーを飼う時の室内温度にも気を配ってください。
ロシアンブルーはロシア生まれの猫であり、被毛は十分にありますが、暑さに弱いです。
気温によって体調を崩してしまう可能性もあるため、エアコンは27℃〜28℃に設定し、冷たいマットやベッドなどを準備して暑さ対策をしましょう。
適度に運動できる環境にする
次に、ロシアンブルーを飼う際には適度に運動できる環境にしましょう。
ロシアンブルーは活発に運動するのが好きです。
適度に運動できる環境を整えていないと、ストレスを抱え、筋力が落ちてしまい、病気になる可能性を高めてしまいます。
そのため、ロシアンブルーを飼うときは、キャットタワーなどを用意して運動できる環境を作るのが重要です。
また、危険のないドアは空けるようにし、ロシアンブルーが移動できるスペースを確保するのをおすすめします。
家が狭かったとしても、今ある部屋や上部の空間を工夫して使い、ロシアンブルーがたくさん運動できるようにしましょう。
1日に1回は遊びに付き合ってあげる
最後にロシアンブルーを飼うときは、1日に1回は遊びに付き合ってあげましょう。
ロシアンブルーは狩猟本能が残っているため、人懐っこく遊ぶことが好きです。
飼い主と遊んでもらえないと、ロシアンブルーはストレスを抱えたりいたずらをしてしまったりする可能性があります。
そのため、最低でも5分〜10分ほどはロシアンブルーとの遊び時間を確保するのがおすすめです。
猫じゃらしや羽のおもちゃなどを利用し、ロシアンブルーが飽きずに楽しめる遊びを続けましょう。
ロシアンブルーのしつけ方は?
次に、ロシアンブルーのしつけ方について紹介します。
したほうが良いことと、してはいけないことを具体的に分けて解説するので、ロシアンブルーをしつける際に参考にしてください。
した方が良いこと
まず、ロシアンブルーをしつける際は、トイレの場所を教えましょう。
トイレの場所へ連れていき、用を足すことができたら褒めて、一連の流れを繰り返して排泄する場所を覚えさせる必要があります。
ロシアンブルーは神経質なので、トイレがリラックスできる環境だと良いです。
また、ロシアンブルーは爪とぎについてもしつけましょう。
猫は定期的な爪とぎは必要ですが、しつけていないと大事な家具を傷つけてしまいます。
そのため、家のスペースや猫に合わせた爪とぎ器を用意し、爪をとぐ場所を繰り返し教えましょう。
最後に、ロシアンブルーに噛み癖がある場合は、痛いと伝えたりおもちゃを与えたりしてしつけてください。
してはいけないこと
ロシアンブルーをしつける際にしてはいけないことは、怖がっている時に近づくことです。
ロシアンブルーは警戒心が非常に強いため、「シャー」と威嚇される場合があります。
その時に、しかるために不用意に近づいてしまうと、引っ掻かれたり噛まれたりするのです。
そのため、ロシアンブルーが怖がっているときは、静かにその場から離れてください。
また、ロシアンブルーは大声で叱るとびっくりしてしまうため、小さい声で叱りましょう。
ロシアンブルーを飼う前に準備するもの
次に、ロシアンブルーを飼う前に準備するものについて紹介します。
- 日常用品ver
- 食事ver
- 体のケアver
- その他
準備するものを項目ごとにわけて紹介するので、飼う前にチェックリストを作って必ず購入してください。
日常用品ver
ロシアンブルーを飼う際に、日常用品で必要なものは下記があります。
- ケージ
- キャリーケース
- ベッド
- トイレ
- 猫砂
- 消臭シート
まず、ロシアンブルーにはケージが必要です。
ロシアンブルーは人見知りのため、知らない人が来た際の避難場所としてケージを準備しておくと、猫は安心して生活できます。
また、ワクチンの接種や診察で動物病院に行く場合があるため、ロシアンブルーを連れていけるキャリーケースを準備してください。
ロシアンブルーのベッドも用意し、猫にストレスのない環境を整えましょう。
そして、ロシアンブルーを飼う際にはトイレ環境の準備も重要です。
排泄物を固められる猫砂や匂いを消すための消臭シートはどれが良いか事前にチェックし用意してください。
食事ver
ロシアンブルーを飼う際に、食事で必要なものは下記があります。
- キャットフード
- ボウル
ロシアンブルーにおすすめするのは、高タンパク質キャットフードです。
ロシアンブルーは比較的おとなしいため、食事量を管理しないと肥満体型になってしまいます。
高タンパク質のキャットフードを与え、適度に運動させると、丈夫な筋肉と健康な体の維持が可能です。
そして、ロシアンブルーにキャットフードや水を与えるためのボウルも準備しましょう。
体のケアver
ロシアンブルーを飼う際には、体のケアをするために下記の準備が必要です。
- ブラシ
- 爪切り
- 爪とぎ
- 歯磨きグッズ
まず、ロシアンブルーは短毛に見えても定期的なブラッシングが必要なので、ブラシの準備をしましょう。
また、ロシアンブルーが家具をガリガリと掻いてしまうので、爪切りや爪とぎが必要になります。
そして、週に2〜3回もしくは毎日行うために、歯磨きグッズも準備しましょう。
その他
その他にも、ロシアンブルーを飼う前に首輪を準備しましょう。
家猫としてロシアンブルーを飼うとしても、飼い主が窓やベランダを空けたタイミングで外に逃げ出してしまう場合はあります。
首輪をつけていないと、逃げ出した際に他の人が家猫と判断するのが難しくなりますし、捜索が困難になってしまうのです。
首輪がきつくなっていないか定期的にチェックし、猫に負担のかからない首輪を選んでください。
ロシアンブルーの価格相場
ロシアンブルーの価格相場は、20万円〜30万円ほどです。
ロシアンブルーの価格は誕生日がいつかによって異なります。
また、ペットショップ・ブリーダーなどから購入する場所でもロシアンブルーの価格は異なるため、複数のサイトやショップのチェックが必要です。
里親募集によってロシアンブルーを引き取れる場合もあるので、保護団体や保健所を訪れるのも良いでしょう。
ロシアンブルーを飼う際の注意点
次に、ロシアンブルーを飼う際の注意点について解説します。
- 食べ物を与えすぎないこと
- 定期的にブラッシングなどケアをしてあげる
- 家を空けるときに配慮する
それぞれ詳しく解説しますので、飼う際に必ず確認してください。
食べ物を与えすぎないこと
まず、ロシアンブルーを飼う際には食べ物を与えすぎないように注意しましょう。
ロシアンブルーはスタイリッシュな体型をしていますが、太りやすい猫種なので、食べ物を与えすぎてしまうと肥満体型になりやすいです。
また、ロシアンブルーは神経質な性格なので、気にいらないものを食べなかったり、好きなものを食べすぎてしまったりする場合があります。
適度な栄養素を与える必要はありますが、成長段階に合わせてロシアンブルーに与える食事量を必ず管理しましょう。
定期的にブラッシングなどケアをしてあげる
次に、定期的にブラッシングなどケアをしてあげるのも、ロシアンブルーを飼う際に注意しましょう。
ロシアンブルーは、短毛ですがダブルコートであり抜け毛が多く、ブラッシングが必要なのです。
ブラッシングは、皮膚や被毛を清潔にするために必要であり、行っていないと毛玉ができやすかったり、皮膚病になるリスクを高めたりします。
短毛種は2日〜3日に1回にブラッシングするのがおすすめですので、ロシアンブルーの健康を維持するためにも定期的にブラッシングしましょう。
家を空けるときに配慮する
最後に、家を空けるときに配慮するのも、ロシアンブルーを飼う際に注意したいポイントです。
ロシアンブルーは警戒心は強いですが、飼い主に深い愛着を示すので、飼い主が家を空けるときに寂しさからいたずらをしてしまう場合があります。
そのため、家を空けるときは物をしまったり届かない場所に置いたりして、ロシアンブルーがいたずらできないようにしましょう。
また、ロシアンブルーは暑さに弱いため、室内温度が27℃〜28℃ぐらいか、エアコンが切れていないか必ずチェックして外出してください。
まとめ
ロシアンブルーはアッシュグレーの毛並みとエメラルドグリーンの瞳が特徴的な人気の猫種です。
人懐っこいですが神経質な性格なので、ロシアンブルーにとってストレスのない環境を整える必要があります。
具体的には、他人が来たときは別の部屋に連れていったり、エアコンで適切な温度の管理をしたり、音に配慮した環境を作ったりするなどです。
また、大人しい性格ですが適度な運動が必要なので、飼い主は運動できる環境や毎日5分〜10分ほど飼い主が遊ぶ時間を作る必要があります。
また、栄養素に配慮した食べ物を与え、ブラッシングを定期的に行い、ロシアンブルーの健康を維持するのが重要です。
ロシアンブルーの性格・特徴に合わせた環境を作り、ロシアンブルーとの生活を楽しみましょう。