豆知識

【獣医師監修】ロシアンブルーはどんな性格!?特徴や性別の違いも合わせてご紹介

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はじめに

この記事ではロシアンブルーの情報について言及し、「ロシアンブルーはどんな性格」かという疑問を解決するべく、有益な情報の提供を目的としています。

さまざまな視点からロシアンブルーの性格に関する情報を集め、大きく分けて3つに絞り、それぞれの特色について詳しくまとめました。

さらに、ロシアンブルーの「身体的な特徴」、オスとメスでの「性格の違い」、ロシアンブルーに関する「病気」や「価格相場」などについても、簡潔に解説しています。

ロシアンブルーに興味がある方や購入を検討している方は、この記事の情報を参考にして、ぜひ基礎的な知識としてお役立てください。

ロシアンブルーの性格とは?

ロシアンブルーの性格や性別の違い1

ロシアンブルーは、鳴き声が比較的小さいことで知られています。

声が小さいことは飼いやすさにもつながることから人気が高く、その静かな佇まいを評した「ボイス・レス・キャット」という愛称が有名です。

他にも、ロシアンブルーの性格として顕著に見られる特徴としては、主に以下のようなものがあります。

  • 甘えん坊である
  • プライドが高く警戒心が強い
  • 頭が良く飼い主の言葉を理解する

次の項目で、配慮するべきポイントなどを押さえながら、それぞれの特徴について詳しくまとめました。

甘えん坊である

ロシアンブルーは、飼い主さんに対して犬のように甘える様子が顕著に見られ、献身的な性格を持つことで知られています。

一般的な猫とは異なり、ロシアンブルーは従順で忠誠心を持つことが多く、常に飼い主さんのそばに寄り添いがちな傾向にあるところが特徴です。

多頭飼いをする場合の注意点としては、他の同居猫を可愛がっている様子を目撃すると嫉妬することもあるため、接し方への配慮が必要になります。

他の同居猫に対して、ロシアンブルーが嫉妬をすることがある場合には、以下の対処法を参考にしてください。

ロシアンブルーの独占欲を刺激するような行動を避けるためにも、特定の猫を必要以上に可愛がるなどの特別扱いはやめましょう。

それぞれの猫に対して均等に愛情を示し、公平性を保って接することが重要です。

また他の猫と一緒に遊ぶ時間を作り、楽しく過ごして猫同士の仲を深めることで、嫉妬心を軽減させることができます。

それぞれのプライバシーを尊重し、安全かつ快適に過ごせる環境を与えることで緊張を解き、不安や不満を軽減できるよう配慮することも大切です。

なお嫉妬心や独占欲が顕著に見られ、深刻な問題行動が見られる場合には、獣医師に相談して適切なアドバイスを受けてください。

プライドが高く警戒心が強い

元々ロシアの貴族が好んで飼育していたとされているロシアンブルーは、プライドが高く警戒心が強い傾向があります。

ロシアンブルーは従順で賢いため、比較的しつけやすいとされていますが、その一方で神経質な性格を持ち、独立心が強くて嫉妬深い一面もあります。

見知らぬ人や環境に対して警戒心を抱きやすい傾向にあり、ストレスを溜めやすいところがあるでしょう。

初めは人見知りをすることがあり、慣れてくるまでは心を開かないこともあるため、時間をかけて信頼関係を築く必要があります。

この繊細な気質は、不安症を引き起こす要因となることも考えられるため、適切な環境やケアに配慮することが重要です。

適切な愛情表現やスキンシップを通じて、調和の取れた信頼関係を築くようにしてください。

プライドの高さや警戒心の強さが原因で問題行動が見られる場合には、獣医師に相談して適切なアドバイスを受けることを推奨します。

頭が良く飼い主の言葉を理解する

ロシアンブルーは知的で従順な性格を持ち、飼い主さんとのコミュニケーション能力が高いため、頭が良いと評価されています。

また犬のように従順で社交的な性格を持ち、ときには飼い主さんの言葉や仕草を理解しようとする姿も見られるでしょう。

物覚えが早いため学習能力が高く、円滑なコミュニケーションを行えることから比較的しつけやすいとされています。

注意するべき点としては、頭が良いために退屈を感じやすいことがデメリットとして挙げられるでしょう。

ロシアンブルーは、知的な遊びを求める傾向があるため、たとえば猫用の知育玩具などの適切なおもちゃを提供し、ストレスを感じさせないよう配慮することが重要です。

また好奇心も強いため、危険な場所へのアクセスを制限するためのペットフェンスや、屋外へ飛び出すなどの事故が起きないようペットゲートを設置することを推奨します。

ロシアンブルーの特徴とは?

ロシアンブルーの性格や性別の違い2

一般的な見解として、顕著に見られるとされるロシアンブルーの身体的特徴には、主に以下の3つのポイントが挙げられます。

  • エメラルドグリーンの大きな目
  • 光沢のある短いブルーの被毛
  • スリムでしなやかな体つき

次の項目で、配慮するべきポイントなどを押さえながら、それぞれの特徴について詳しくまとめました。

エメラルドグリーンの大きな目

ロシアンブルーの身体的特徴の1つとして、エメラルドグリーンの大きな目が挙げられるでしょう。

子猫の頃はメラニン色素が少ないため目が青く見えますが、成長するにしたがってメラニン色素の量が増え、目の色が変化するところが特徴です。

ロシアンブルーに限らず、一般的に子猫の頃は淡い青色の目をしていることが示されており、この時期の目の色は「キトンブルー」と呼ばれます。

成猫になる過程で色が変化し、ロシアンブルーは成猫になると鮮やかなエメラルドグリーンの目に変化し、宝石のように美しい輝きが魅力的と言えるでしょう。

光沢のある短いブルーの被毛

ロシアンブルーの身体的特徴の1つとして、光沢のある短いブルーの被毛が挙げられます。

またブルーと表現されてはいますが、実際はブルーというよりもグレーの濃淡で構成された光沢のある短い被毛です。

この独特の美しい被毛が、ロシアンブルーの最も特徴的とされる外見的要素の1つであり、他の色の被毛を持つ個体は正式に認められていません。

ただし一部の情報源によれば、全体的にピンクがかったラベンダーのような色を帯びた毛色に成長することがあると言及されています。

とはいえ、このような事例が報告されたケースは明らかになっておらず、実際には顕著に見られるものではないと言えるでしょう。

しかし個体差もあるため、一部の個体においては、被毛の色に若干の変化が見られる可能性があるかもしれません。

またロシアンブルーの毛色は公式には「ブルー」しか認められていませんが、公認されてはいないものの「ホワイト」「ブラック」「ブルーポイント」という3種類が存在するという情報もあります。

これらの毛色については異種交配によるものとされており、ロシアンブルーとして公認されていないため、ペットショップやブリーダーにおいて血統書を付けることはできず、希少性のある毛色です。

スリムでしなやかな体つき

ロシアンブルーの身体的特徴の1つとして、スリムでしなやかな体つきが挙げられます。

ほっそりとした筋肉質の体型は活発さと気品を兼ね備え、その佇まいから「ロシアの貴公子」という別名で呼ばれることもあり、まさに高貴な雰囲気です。

スレンダーで筋肉質な体型を特徴とし、全体的に細長い体つきであることから、ボディタイプは「フォーリンタイプ」に分類されています。

ロシアンブルーの飼いやすさ

ロシアンブルーの性格や性別の違い3

ロシアンブルーは飼いやすい猫種の1つです。

その飼いやすさについて、以下の事例や根拠を挙げて詳しく説明します。

ロシアンブルーは、知的と評されるほど賢いことで知られており、社交的かつ人懐っこい性格です。

犬のように従順であるところも、飼い主の言うことに忠実に従いやすいことから、しつけが比較的容易と言えるでしょう。

鳴き声が小さいことから「ボイス・レス・キャット」という愛称で呼ばれており、マンションやアパートなどの集合住宅でも比較的飼いやすいです。

注意点としては、好奇心旺盛な傾向にあるため、家の中に危険な場所がないか確認し、思わぬ事故や怪我をしないよう配慮することが重要です。

またストレスを感じると攻撃的になることもあるため、過ごしやすい環境を整え、玩具や遊具などを与えることで不安や不満を軽減する工夫をしましょう。

これらの注意点を考慮しながら適切なケアを提供することで、ロシアンブルーを健康的かつ幸せな状態で飼育することができます。

オスとメスの性格の違い

ロシアンブルーの性格や性別の違い4

ロシアンブルーの性格について、オスとメスでの違いは個体差や環境要因による影響があるものの、性別による違いが顕著に見られることが報告されています。

多くの飼育者や専門家によって観察され、一定の傾向があることが知られており、大きな相違として示されていることから性別による違いはあると言えるでしょう。

オス

ロシアンブルーのオスは、人に懐きやすい傾向にあり、従順かつ忠実な性格が顕著に見られ、飼い主さんの足元にまとわりつくほどの甘えん坊であることが知られています。

また好奇心が強いため、メスよりも行動範囲が広いです。

メス

ロシアンブルーのメスは、飼い主さんが構おうとすると逃げたり隠れたりしますが、気まぐれに寄ってきては甘えるといった行動を取ることもあります。

また警戒心が強いため、オスよりも行動範囲が狭いです。

大きさや体重は?

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ロシアンブルーの成長速度は約1年とされており、生後6か月頃には2kgから3.5kgまで成長し、1歳ごろにはスレンダーな体型や骨格が形成されます。

次の項目で、ロシアンブルーの体長と体重について、平均的な数値を具体的かつ簡潔にまとめました。

個体差や環境要因などにより異なるため、あくまでも目安として参考にする程度にとどめてください。

体長(大人の猫の場合)

体長とは胸部から臀部までの長さのことで、大人の猫の場合におけるロシアンブルーの平均体長は、オスもメスも約30cmから40cm程度とされています。

ただし一部の情報によると、ロシアンブルーの平均体長はオスもメスも約35cmから45cm程度としている場合もあり、どちらが正しい情報であるかの判断は難しいです。

体重(大人の猫の場合)

大人の猫の場合におけるロシアンブルーの平均体重は、メスが約3.5kg前後、オスが約4.3kg前後とされています。

ただし一部の情報によると、ロシアンブルーの平均体重は、メスが約2.5kgから4.0kg、オスが4.0kgから5.5kgと示されている場合もあり、どちらが正しい情報であるかの判断は難しいです。

体長(子猫の場合)

子猫の場合におけるロシアンブルーに関して、生後約3ヶ月頃の平均体長は約30cmとされています。

体重(子猫の場合)

子猫の場合におけるロシアンブルーの平均体重は、以下のとおりです。

生後1ヶ月で0.5kgから1.0kg、生後6ヶ月で2.0kgから3.5kg、生後12ヶ月で3.0kgから4.8kgというデータが示されています。

ロシアンブルーがかかりやすい病気は?

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ロシアンブルーは活発な性格をしており、狩りの習性が強く残っているという説もあり、比較的運動量が多い傾向にあります。

そのため、運動不足になりやすいというよりも、適度な運動を必要とする猫種と言えるでしょう。

適切な環境で過ごすことができないと運動不足になりやすく、肥満になると様々な病気のリスクが高まります。

ロシアンブルーがかかりやすい病気としては、たとえば以下の疾患が挙げられます。

ただしロシアンブルー特有の病気というわけではなく、その他の一般的な猫にも発症する病気です。

  • 糖尿病
  • 膀胱炎
  • 尿路結石症

次の項目で、注意すべきポイントを押さえながら、それぞれの疾患に関する情報について詳しくまとめました。

糖尿病

まずは誤解のないように特筆すべきこととして、糖尿病は一般的な病気であり、ロシアンブルーに限定した特有の疾患ではありません。

一般的な見解として、糖尿病は特定の猫種に限らず、どの品種の猫でも発症する可能性がある病気の1つです。

症状には、「尿量が増える」「水をよく飲むようになる」「食欲があるのに体重が減少する」「食欲低下」「元気消失」「嘔吐」「下痢」などがあり、重症化すると「神経障害」や「昏睡」などの症状が現れます。

対処法としては、栄養バランスのとれた食事管理を実践することが大切です。

さらに適度な運動を促進することで体重管理を行い、快適な環境を与えることでストレスの軽減を心がけ、肥満を防ぐようにしましょう。

猫の糖尿病は、早期発見と適切な管理が重要です。

動物病院で定期的な健康チェックを行い、獣医師による適切な食事と運動管理のアドバイスに従う必要があります。

膀胱炎

まずは誤解のないように特筆すべきこととして、膀胱炎は一般的な病気であり、ロシアンブルーに限定した特有の疾患ではありません。

一般的な見解として、膀胱炎は特定の猫種に限らず、どの品種の猫でも発症する可能性がある病気の1つです。

症状には、「頻尿」「排尿困難」「血尿」「濁った尿」「尿意を我慢できず部屋の中で排尿する」「嘔吐」「食欲不振」などがあります。

膀胱炎は、獣医師による診断と適切な治療を必要とする病気のため、飼い主さんによる個人的な判断は危険です。

とくに注意すべき点としては、膀胱炎を放置すると腎臓への悪影響が懸念されます。

また再発しやすいため、再発予防のための対策も重要です。

対処法としては「抗菌薬や鎮痛薬の投与」が必要となり、獣医師による「ストレス軽減のための環境改善」や「水分補給と高品質な療養食の提供」に関する指示に従う必要があります。

膀胱炎は猫にとっても非常に痛みのある症状であり、早期発見と適切な治療が必要不可欠です。

日頃から猫の様子を観察し、体調に異変があると感じたときは放置せず、すみやかに獣医師へ相談することを心がけてください。

尿路結石症

まずは誤解のないように特筆すべきこととして、尿路結石症は一般的な病気であり、ロシアンブルーに限定した特有の疾患ではありません。

一般的な見解として、尿路結石症は特定の猫種に限らず、どの品種の猫でも発症する可能性がある病気の1つです。

症状には、「頻尿」「排尿困難」「血尿」「濁った尿」「尿意を我慢できず部屋の中で排尿する」「嘔吐」「食欲不振」「落ち着きがない」「排尿時に痛がって鳴く」などがあります。

膀胱炎と尿路結石症の症状は似ているため、症状だけで見分けることはできません。

膀胱炎と同様に尿路結石症も早期発見と適切な治療が必要不可欠であり、素人判断をすることなく、必ず獣医師による診断を仰ぎましょう。

対処法としては「抗菌薬や鎮痛薬の投与」が必要となり、獣医師による「療法食による尿pHの調整」「水分補給と高品質な療養食の提供」「運動不足の改善」に関する指示に従う必要があります。

日頃から猫の様子を観察し、体調に異変があると感じたときは放置せず、すみやかに獣医師へ相談することを心がけてください。

可愛いロシアンブルーと出会う方法

ロシアンブルーの性格や性別の違い7

ロシアンブルーと出会いたい場合には、ペットショップやブリーダー、保護猫ボランティアや保護猫カフェなど幾つかの方法があります。

ロシアンブルーの毛色は、光の当たり方によって美しいシルバーブルーに輝いて見えるのが特徴です。

しかしロシアンブルーを購入する際に、必ずしも理想的なシルバーの毛並みに出会えるという保証はありません。

個体差があるため、それぞれの毛色や模様などにはバラツキがあるのが一般的であり、飼育環境や栄養状態によっても毛並みの状態が変わる可能性も考えられます。

したがって理想的な毛色や毛並みを求めるよりも、健康的な子猫を選ぶことが重要と言えるでしょう。

ペットショップ

ロシアンブルーは毛色の珍しさや美しさにより稀少性はありますが、日本国内のペットショップで一般的に販売されています。

一部のペットショップにおいて、ロシアンブルーの在籍情報が掲載されていることが確認できるため、比較的容易に入手可能であると言えるでしょう。

ただし販売店の意向などにより、必ずしもロシアンブルーを取り扱っているとはかぎりません。

任意のペットショップに直接来店し、猫用の玩具などを購入するついでに子猫を見学し、ロシアンブルーがいないかを探してみるのもよいでしょう。

もしくは電話やメールなどで問い合わせて、ロシアンブルーを取り扱っていないかを尋ねてみるのも1つの手段です。

ペットショップの価格相場

ロシアンブルーを購入するときのペットショップにおける価格相場は、生後2カ月の子猫が高値になる傾向があるとされており、平均的な価格としては13万円から38万円程度とされています。

ただし情報元によっては、「10万円から15万円」または「10万円から30万円」または「10万円から35万円」あるいは「20万円から30万円」とする情報も散見されるため、一概には言えません。

ブリーダー

日本国内では子猫を販売するブリーダーサイトがあるため、ネットで「子猫ブリーダー」または「キャットブリーダーネット」と入力して検索してみてください。

ロシアンブルーを取り扱っているブリーダーを見つけたら、利用者による口コミが掲載されていないかを確認し、販売業者の評判をチェックして信頼できるところから購入するようにしましょう。

ブリーダーから直接ペットを購入する際には、説明不足や契約内容の理解不足などを要因としたトラブルが発生しないよう注意してください。

ブリーダーと十分なコミュニケーションを取り合って、健康状態や生体保証などに関する説明を受け、必ず購入契約書を取り交わすことを推奨します。

おうちに子猫を迎えてからも、困ったことや知りたいことなどがあればブリーダーに問い合わせ、アフターケアやサポートを受けることができる体制を整えておくことが大切です。

ブリーダーの価格相場

ロシアンブルーを購入するときのブリーダーにおける価格相場は、平均的な価格として10万円から28万円程度とされています。

ただし情報元によっては、「ブリーダー価格の平均値は20万円」または「平均価格としては約18万円/最高価格としては33万円」としている場合もあり、一概には言えません。

里親や野良猫を迎え入れる

ロシアンブルーの毛色は珍しいため稀少性があり、日本でも人気の高い猫種として知られており、国内のペットショップやブリーダーで比較的容易に入手することができます。

しかしその一方で、里親になる選択肢についての情報は見つからないため、ロシアンブルーが猫ボランティア団体などに保護されているケースは少ないと言えるでしょう。

おうちにロシアンブルーを迎えたい場合は、保護猫として譲渡してもらうことは難しいため、ペットショップやブリーダーから購入することが一般的な選択肢として推奨されます。

もちろん絶対に保護されていないというわけではありませんので、なんらかの理由でロシアンブルーが保護されている場合も考えられるでしょう。

必ずしも譲渡してもらえるという保証はありませんが、特定非営利活動法人やNPO法人などに、ロシアンブルーの譲渡希望であることを伝えて、事前に相談しておくのも1つの手段です。

保護団体における里親制度による譲渡システムは、基本的に無償で行われており、原則として猫そのものに対しての購入費用は請求されないことが一般的です。

ただし保護期間中に発生した諸経費の実費もしくは一部として、「血液検査に要した費用」「ワクチン接種に要した費用」「去勢・不妊手術を実施した場合の費用」などの諸経費が、譲渡費として請求されます。

各々の保護施設や保護団体などによって譲渡費の額は異なり、一般的なケースとしては、おおむね20,000円から60,000円程度を支払う必要があるでしょう。

里親制度を利用してロシアンブルーと出会いたい場合には、不幸な状況にある猫を譲り受けるという意識を持ち、幸せに満ちた生活が送れるよう配慮し、猫への愛情に責任を持つという認識を持ちましょう。

まとめ

この記事では、「ロシアンブルーの性格」について、さまざまな視点から情報を精査して詳しくまとめました。

ロシアンブルーの主な性格を大きく分けて3つに絞り、その特徴について取り上げ、有益な内容を提供しています。

さらに「身体的な特徴」「性別による性格の違い」「かかりやすい病気」「価格相場」などについても、簡潔に解説しました。

ロシアンブルーをおうちに迎え入れたい場合には、この記事の情報を参考にして、ぜひ基礎的な知識としてお役立てください。

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