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- はじめに
- 猫カフェってどんなところ?
- 猫カフェの料金はどうなってる?
- 猫カフェでの過ごす時の基本ルール
- 香水はつけない
- 靴下を持参する
- 入店前に手洗いや消毒をする
- 猫を無理に抱っこしない
- 寝ている猫は起こさない
- なるべく音を出さないようにする
- 猫を追いかけない
- 食事中の猫はそっとしておく
- 撮影時はフラッシュやライトをオフにする
- 猫に嫌われないようにするにはどうしたらいい?
- まとめ
はじめに
最近よく耳にすることが増えた猫カフェですが、まだ行ったことのない方にとってはどんなところなのか気になりますよね。
「猫好きで興味はあるけれどルールがわからなくて入りづらい」そのような不安を解決するために猫カフェの魅力や基本的なルール、猫と仲良くなるための接し方まで深く掘り下げてご紹介していきます。
猫カフェに行ってみたいとお考えの方や、猫カフェの楽しみ方を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
猫カフェってどんなところ?
猫カフェでは、猫が自由に過ごしている部屋で、猫を眺めたり触れ合ったりしながら思い思いの時間を過ごすことができます。
ドリンクや食事の提供をしている猫カフェもありますが、おもに猫好きの方が猫と過ごすために訪れており、ペットを飼えない環境の方にとってはとても貴重な時間を過ごせる場所になっています。
もちろん、家で猫を飼っている方も自分の愛猫とは違う猫種と触れ合えることもあり、猫好きの方にとってはたまらない場所といえるでしょう。
猫カフェについて、さらにくわしくご紹介します。
猫がたくさんいるカフェ
猫カフェではたくさんの猫と過ごすことができます。
店舗の規模にもよりますが、ほとんどの猫カフェが10匹以上常駐しており、大きなところですと20〜30匹の猫が迎え入れてくれます。
猫種もさまざまで、人気の猫や、あまり見かけることのない珍しい種類の猫までバラエティに富んでいます。
そのため、猫を飼いたいけれど実際にご自分の目で見てみたい方や、お家の猫と違う種類の猫にも興味がある方まで、あらゆる要望に応えてくれます。
猫カフェのホームページなどにも猫の紹介がされているところが多いので、お目当ての猫を探して行ってみるのもいいかもしれません。
猫と触れ合える
猫カフェではたくさんいる猫と実際に触れ合うこともできるところが多いです。
ただし、猫は慣れていない人に抱っこされることで大きなストレスを感じることがあるため、抱っこOKのお店はあまりありません。
マイペースな猫が自分から近付いてきたら、無理やり抱きかかえることはせず、のんびり過ごしている猫のペースに合わせて撫でてあげる程度にとどめてあげましょう。
猫とのふれあいには、猫カフェごとにルールが設けられていることが多いので、入室の際に確認しておきましょう。
猫と触れ合いながらゆったりとした時間を過ごせるのも猫カフェの魅力です。
おやつをあげる
猫とスキンシップが取れるようになったら、おやつをあげてみてはどうでしょうか。
おやつOKの猫カフェでは猫に与えるおやつを販売していることが多く、おやつをあげることで猫との交流を楽しめます。
猫カフェは基本的に飲食物の持ち込みは禁止のところが多いので、おやつを与えてみたくなったら用意されているものをあげてください。
おやつのあげかたがわからなくてもスタッフが丁寧に教えてくれるはずなので、心配いりません。
一緒におもちゃで遊ぶ
猫ともっと仲良くなりたければおもちゃで遊ぶこともできます。
猫カフェにはおもちゃを用意しているところが多く、おもちゃを使って猫とコミュニケーションを取ると猫も喜ぶのではないでしょうか。
猫にとって猫じゃらしなどのおもちゃは、狩猟本能を刺激するため、のんびり寝ていた猫も活発に動き出し、違った一面を楽しむことができます。
おもちゃに関しては店ごとのルールがあり、お店で用意したものならOKの場合や、未使用の新品ならば持ち込みOKのところもあるので、おもちゃを使って猫と遊びたいときは事前に確認しておきましょう。
猫を眺めながら飲食を楽しめる
猫カフェではドリンクや軽食を提供している店も多く、猫たちがのんびり過ごすのを眺めながら飲食を楽しむことができます。
猫と触れ合うだけでなく、猫好き同士でランチなどしながらおしゃべりを楽しむために猫カフェを訪れる方も多く、なかには雑誌や漫画などを置いてあるところもあり、リラックスした時間を過ごすことができます。
ただし、食事が提供される場合は猫に与えないように注意が必要です。
また、作業のできるテーブルやスペースを設けているお店では、Wi-Fiや電源を完備している猫カフェもあり、気分転換に場所を変えてお仕事をすることも可能です。
写真撮影OKならかわいい猫の写真をたくさん撮れる
写真撮影がOKな猫カフェなら、いろいろな種類の猫を写真に収めることができます。
寝ている姿や、おもちゃで遊んでいるところ、複数の猫がじゃれあっている姿を撮ることも可能です。
ただし、猫はあまり写真を撮られることを好まないため、思いどおりに撮れないこともあるでしょう。
そのようなときに、無理やり猫に近づいて写真を撮ろうとしたり、抱き上げる行為は禁止されていることが多いので注意してください。
また、フラッシュは猫にとってストレスや強い刺激になるのでフラッシュやライトはオフにしてください。
ほかにも各店舗により決められた撮影ルールがあるので、あらかじめ確認してから写真撮影をおこないましょう。
猫カフェの料金はどうなってる?
猫カフェの料金はどのように決められているのでしょうか。
一般的な料金システムをご紹介します。
時間制を導入している店舗が多い
猫カフェのほとんどが滞在時間に応じた後払いで、1時間1,000円や10分200円などの時間制を導入しており、延長する場合、10分単位で追加料金を支払うといったような流れになっています。
なかには最大料金を設定している猫カフェもあり、最大料金を支払えば、何時間滞在しても料金は上がらず思う存分猫カフェを満喫できます。
ドリンクなどの飲食は店舗により異なり、フリードリンク制や、1ドリンク制、注文した分を会計時に精算するなど、店舗ごとのルールがあるので、入店時に確認しておきましょう。
メニューは店舗によって異なる
猫カフェはカフェと名が付くとおり、店舗の中で食事やドリンクを楽しめるところが多くなっています。
しかし、規模やコンセプトによりそれぞれ用意しているメニューは異なるので、食事を楽しみにいったのにドリンクの提供だけだった、ということのないよう事前のリサーチが大切です。
フリードリンク制
フリードリンク制の猫カフェでは、入場料と一緒にドリンクバー代を支払い、滞在時間によって追加料金を支払うシステムになっています。
ドリンクバーなので、特別変わったメニューはありませんが、価格を気にせず好きなだけドリンクを飲みながら、猫との時間を満喫できます。
ドリンクのみ提供
入場の際に1ドリンク制となっている猫カフェも多く、さまざまな種類からお好きなドリンクを1つ選べるようになっています。
なかには店舗オリジナルドリンクなどもあり、おしゃれな空間で、大好きな猫に囲まれてすてきな時間を過ごすことができます。
スイーツや食事も提供
ドリンクだけでなく、食事やスイーツを楽しみながら猫と過ごすことのできるカフェもあります。
レストラン顔負けの本格的メニューから、手作りスイーツまであり、食事目的で訪れる人も多くなっています。
このような猫カフェであれば、休日などにランチを済ませてから猫カフェへ行かなくても、すべて済ませることができ、猫との時間をたっぷり取って過ごすことができるでしょう。
おいしいドリンクや食事を楽しむことができる店舗ならば、猫好き以外の方を誘っても楽しんでくれるのではないでしょうか。
猫カフェでの過ごす時の基本ルール
猫好きの方にとってたまらない癒しのスペースである猫カフェですが、あくまで自宅とは違い、さまざまな猫好きが集まる場所だということを忘れてはいけません。
いろいろなルールが定められていることが多いのですが、ここではごく一般的な猫カフェで楽しむための基本ルールについて解説いたします。
香水はつけない
猫はとてもにおいに敏感なため、香水をつけることは避けてください。
苦手なにおいは猫にとってストレスになり、近くに寄ってこなくなってしまいます。
柔軟剤などのにおいが強すぎる衣服もできれば着用しないことをおすすめします、
また、体や持ち物で柑橘系の成分が含まれているアロマオイルなどを使用している場合、体質的に猫が苦手としており、中毒症状を起こしてしまう可能性もあるので避けましょう。
猫カフェに出かける際には、においの強いものは使用せず、シンプルな服装で出かけるのがおすすめです。
靴下を持参する
猫カフェでは靴を脱いで入室する店舗が多く、靴を脱いだら靴下を履くことがルールで決められているところが多くあります。
これは、店内に細菌やウイルスを持ち込まないようにするための対策で、多くの猫カフェが導入しています。
そのため、猫カフェを訪れる際には、靴下を持参するのを忘れないようにしましょう。
入店前に手洗いや消毒をする
ほとんどの猫カフェで、靴下同様に感染症予防のために、入店前の手洗い、消毒が義務付けられています。
もし、1匹に細菌やウイルスの感染が確認されると、他の猫たちも感染のおそれがあるため必ずおこなってください。
また、猫が手を舐めても問題ないよう、クリームなどを手に塗っている場合には、手を洗ってから入店するようにしましょう。
猫を無理に抱っこしない
まず知っておかなければならないのは、ほとんどの猫は抱っこされることをあまり好みません。
猫がリラックスして自分から寄ってきた場合には、抱っこOKのお店なら少し抱っこしてもよいでしょう。
猫を抱っこしたいからといって、無理やり猫に近付いたり、急に抱き上げたりする行為はやめましょう。
追いかけたりすると警戒心の強い猫は、人間の近くに寄ってこなくなり、ほかのお客さんの迷惑にもなってしまいます。
また、抱っこそのものを禁止している猫カフェもあるので、事前に確認しておきましょう。
寝ている猫は起こさない
猫は1日のうちの大半を寝て過ごす動物です。
安心して無防備で寝ている猫はとてもかわいいですが、リラックスして寝ている猫は起こさずに静かに眺めていましょう。
急に体に触れられるとびっくりして起きてしまい、猫の睡眠の邪魔になってしまいます。
なるべく音を出さないようにする
猫はたいへん怖がりで大きな音に敏感です。
できるだけ大きな物音は立てないよう意識してあげてください。
また、かわいい猫を見ているとつい大きな声をあげてしまいがちですが、猫を驚かせることになり、一気に猫が不機嫌になってしまうこともあります。
周りの猫好きの方の迷惑にもなるので、できるだけ大きな音は出さず、静かに過ごすよう心がけましょう。
猫を追いかけない
猫カフェは猫が安心して過ごす場所です。
リラックスしている猫に近付いて、しつこく追いかけ回すようなことは猫が恐怖を感じてしまい強いストレスになってしまうのでしてはいけません。
あくまで猫のお部屋に人間がお邪魔しているということを忘れずに、猫を刺激するような行動はやめましょう。
食事中の猫はそっとしておく
猫カフェを訪れたときに、もし猫が食事をしていたら、あまり近くに行かずそっとしておいてあげてください。
警戒心の強い猫は、食べている最中に近くに来られたり触られたりすると、食事を取られると思って攻撃をしてくることもあります。
大切な食事の時間に気が散るようなことがあると、猫も不機嫌になってしまいそのあとのカフェ滞在が楽しめなくなってしまうこともあるので、食事中はそっと離れて見守ってあげてください。
撮影時はフラッシュやライトをオフにする
猫は夜行性の動物のため、場合によってはお部屋の電気の明るさでもまぶしく感じることがあります。
そのため、写真撮影の際のフラッシュやライトは猫にとって有害で、刺激が強すぎるので、必ずオフにしてください。
ほとんどの猫カフェではフラッシュやライトがルールで禁止されているので、うっかり消し忘れて猫を刺激してしまわないよう注意してください。
猫に嫌われないようにするにはどうしたらいい?
せっかく猫カフェにいたにも関わらず、猫に嫌われてしまったのか、近くに来てくれないどころか避けられてしまっていたら悲しいですよね。
猫が嫌がることをしないのはもちろんですが、ここでは猫と仲良くなれるコツをご紹介します。
猫が近づいて来るのを待つ
かわいい猫を目の前にしたら、つい近付いて触りたくなってしまいます。
でも、猫はマイペースな動物なので、追いかけられたり、抱き上げられたりすることを嫌います。
猫カフェでは、猫をのんびり眺めながら猫の方から近付いてくるのを待ちましょう。
そのときに、指のにおいを嗅がせてみてください。
これは猫との挨拶なので、猫の方からすり寄ってきたら軽く撫でてあげましょう。
猫の目線に合わせて体勢を低くする
猫がこちらに興味を示して、寄ってきてくれたらできるだけ目線を猫の高さに合わせてあげましょう。
猫の目線で見たら人間はとても大きく、上から見下ろされたら恐怖を感じてしまいます。
同じ目線になることで、警戒心を取り除くことができます。
また、猫は目をじっと見つめられると威嚇行動と取られてしまうことがあるので、適度に目をそらしながら、低い目線で接すると猫と打ち解けることができるかもしれません。
優しく落ち着いた声で話しかける
猫は突然の行動や物音に敏感なため、猫が近くに来ても、いきなり大きな声で話しかけないようにしてください。
近くの猫がびっくりするだけでなく、ほかのお客さんと触れ合っている猫までびっくりして、逃げてしまいます。
猫カフェで、たくさんの猫に囲まれてついうれしさのあまり大きな声を出したくなりますが、猫はとても臆病で警戒心の強い動物なので、猫のそばではできるだけ静かに過ごすようにしてください。
まとめ
猫カフェについてくわしくご紹介してきました。
猫が好きだけど事情があって飼えない方や、これから猫を飼おうとしている方、飼っている猫とは違う種類の猫と触れ合ってみたい方など、猫好きであればどなたでも楽しめます。
猫と遊ぶだけでなく、通常のカフェ代わりにも使えるので、お友達とのおしゃべりや、気分転換に場所を変えてお仕事をすることもできるため、興味はあるけれどちょっと勇気が出なくてまだ猫カフェデビューしていない方も、当記事を参考にぜひ猫カフェを訪れてはいかがでしょうか。