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【獣医師監修】もふもふな猫を飼いたい!もふもふ猫TOP7選をご紹介

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はじめに

猫好きにとって、もふもふでふわふわな猫に魅力を感じている方はたくさんいるのではないでしょうか。

もふもふな猫との生活は、見た目の美しさや可愛さだけでなく、あの気持ちよさそうな毛をもふもふすると想像するだけで気持ちにも癒しを提供してくれます。

この記事では獣医師監修のもと、もふもふで心温まる7種類の猫をご紹介します。

それぞれの猫の特徴や性格を詳しく解説し、もふもふな猫はなぜもふもふなのかなどの理由やお手入れの方法にも触れていきます。

あなたに合う素敵なもふもふな猫を見つけてみてください。

なぜ毛がもふもふになる?

もふもふの猫は、なぜ毛がもふもふになると考えますか?

猫の毛並みに焦点を置いて解説します。猫のもふもふの毛並みがなぜ魅力的に見えるのかを解き明かしていきましょう。

外敵から身を守るため

猫のもふもふとした毛は、ただ可愛いだけではありません。実は外敵から身を守るための大切な役割をしています。

野生の環境の中、厳しい自然界を生き抜くためには自ら身を守らなければいけません。

もふもふの毛は敵からの攻撃を和らげるクッションのような役割をしてくれます。

また、毛がふさふさしていることで体を大きく見せられ、敵に対して威嚇する効果もあります。

このように猫のもふもふの見た目は美しさだけでなく、生きるために本能として発達した部分です。

防寒対策

猫のもふもふの毛は、防寒対策にもなっています。

寒い環境に生息する猫種ほど、毛並みは密で厚くなりがちです。豊かな被毛は、冷たい風や低温から猫の体を守り、体温が逃げるのを防ぎます。

毛がもふもふになるのは、寒さから身を守るために進化してきたことが一つの理由といえるでしょう。

被毛が密集しているから

もふもふとした猫の毛がどうしてそのような状態になるのかという理由の一つに、毛の生え方が挙げられます。

猫の毛は1本1本がとても細く、1つの毛穴から10本前後の毛が生えています。それは相当な密度です。

あのもふもふの気持ちよさはたくさんの、細くて密集している毛が生えているからこそのもふもふといえます。

やわらかくしなやかな体つきだから

猫がもふもふとした毛並みを持つ理由の一つに、柔らかくしなやかな体つきがあげられています。

皮膚の触り心地もよく、柔軟性においては猫の普段の動きからでもよくわかります。

もふもふな猫の種類

世界には色々な種類の猫が存在しています。その中でもふもふしている猫は特別な魅力を放っていることでしょう。

ここではたくさんのもふもふの猫の中から特に心を癒す7種類のもふもふな猫を紹介します。

見た目の美しさ、個性豊かな性格や特徴のあるもふもふの猫です。愛らしいもふもふの猫たちを知ることで、あなたの運命のもふもふ猫が見つかるかもしれません。

ラグドール

もふもふ猫1

ラグドールはふわふわの長い毛が魅力的な猫種です。

名前も「ぬいぐるみ人形」という意味を持っています。

抱っこされることが好きで、人のそばで過ごすことを好むラグドールは非常に社交的です。

その美しい外見と優しい性格からたくさんの人に愛されています。

特徴

ラグドールの最大の特徴は、大きな体と長く豪華な毛並みです。

大きさは猫種の中では最大といわれています。

被毛は全てポイントカラーで、毛色は、比較的ペットショップなどで出会える確率の高い、焦茶色のシール、淡いブルーグレーのポイントが特徴のブルー、希少性の高いレッド、クリーム、チョコレート、ライラックがあります。

このうち、チョコレートとライラックに関しては、判断基準か際どくシールとブルーに色分けされることが多いようです。換毛期にはこまめなブラッシングを必要としますが、もつれにくい毛質をしてるのでお手入れは比較的楽に行えます。

ラグドールの体重は4.5kg〜8kgほどにもなります。

筋肉質でがっしりしてたくましくみえますが、とても穏やかな性格なため狩りにはほとんど興味をしめしません。

性格

非常に穏やかで人懐っこい性格をしています。一緒にいる時間をたくさん作ってあげましょう。

子供や他の動物ともうまく交流できるため、さまざまな家庭環境に柔軟に適応できる猫種です。

その名前の通り、ぬいぐるみのようなもふもふがたくさんの人に愛されています。

あまり活動的ではないラグドールは抱っこされることが大好きです。

たくさんスキンシップをとり遊んであげましょう。

ラガマフィン

もふもふ猫2

ラガマフィンは、豊かな毛並みと甘えん坊で温和な性格をしているもふもふな猫の一種です。少しつり上がった青い目と丸い顔をしています。

特徴

ラガマフィンは愛らしいもふもふの容姿のおかげで「猫のテディベア」と称されています。

成猫の大きさはは体重が4.5〜9kgほどです。

ラガマフィンの被毛は色のバリエーションが「カラフルラグドール」と呼ばれるほど豊富で、ラグドールとの違いは、ありとあらゆる毛色が認められているところです。

うさぎのように柔らかな毛をしているラガマフィンの綺麗な毛並みを保つために毎日ブラッシングを行いましょう。

特に換毛期にはたくさんの毛が抜けます。大量の毛を飲み込むことを防ぐためにも毎日のケアは欠かせません。

性格

ラガマフィンはとても人懐っこく愛情深いことで知られています。

子供や他のペットとも仲良く過ごせる猫種なので、多頭飼いにもおすすめです。

甘えん坊で寂しがりやなラガマフィンは飼い主と一緒にいることをとても好みます。そのため長時間の留守番を苦手です。

できるだけ長時間の放置は避け、留守番の後にはたっぷりスキンシップの時間をとってあげましょう。

ペルシャ

もふもふ猫3

ペルシャは豪華な毛並みと優雅なたたずまいでも知られている、もふもふな猫の代表とも言える猫です。

少し潰れた鼻と静かで穏やかな性格が魅力的です。

特徴

ペルシャの特徴は長くて艶やかな毛並みと、大きくて丸い顔立ちです。

もふもふの長い被毛はとても柔らかく、分厚く密集しています。

ペルシャは顔がくぼんでいることもあり自分で毛繕いすることが苦手です。毎日のブラッシングで、抜け毛を取り除き毛玉が作られることを防ぎましょう。

性格

ペルシャはとても穏やかで、静かな時間を好む猫種です。

環境の変化に対してあまり敏感にならず、1日の大半をのんびりと過ごします。

あまり物怖じしない性格です。

あまり活動的ではないペルシャのために1、日に少しの時間でいいのでしっかり遊んで運動させてあげる必要があります。

また、部屋の中で猫が自由に動き回れるよう、キャットタワーやキャットウォークを設置して上下運動ができる環境を整えてあげましょう。

ソマリ

もふもふ猫4

ソマリはとても賢く、犬のような猫と呼ばれています。コミュニケーションを取ることを好み、しつけもしやすく初めて猫を飼う人にも飼いやすい猫種

です。

特徴

ソマリは、野生的な美しさと華やかな毛並みで知られています。全体的にほっそりしていますが筋肉質な体型です。

毛色は6種類が公認されている中、1本の毛に複数色が入る「ティッキング」があります。そのため、同じ毛の色でも見た目が違うように見えることが特徴です。

長毛種に比べて毛が短めですが、抜け毛と毛玉対策のために毎日ブラッシングをしてあげましょう。

性格

ソマリは非常に活発で好奇心旺盛です。遊ぶことが大好きでたくさんの運動量を必要とします。

家の中でもしっかり運動できるよう、一緒に遊ぶ時間をとりましょう。また、自ら運動できるようにキャットタワーなどを設置して上下運動ができる環境にすることが大切です。

活発な反面、大きな音や賑やかな場所が少し苦手です。賑やかな状態が続くとストレスになってしまうので、落ち着ける環境を整えてあげましょう。

活発な部分と人懐っこく甘えん坊な性格も相まって「犬のような猫」と呼ばれる理由がよくわかります。

ノルウェージャンフォレストキャット

もふもふ猫5

ノルウェージャンフォレストキャットは美しい長毛とがっしりとした骨格で筋肉質な体つきをしています。

思わず触りたくなるような柔らかいもふもふな毛を持つ猫です。

特徴

ノルウェージャンフォレストキャットは、ノルウェーの厳しい自然環境で生き抜くために進化した猫種です。

もふもふとした長い被毛が特徴で、一般的な猫が約1年で成猫になるのに対して、ノルウェージャンフォレストキャットは成猫になるまで3年〜5年ほどかかりゆっくり成長していきます。

毛が絡まりやすく毛玉ができやすいため、毎日ブラッシングを行いましょう。

性格

ノルウェージャンフォレストキャットは非常に穏やかで、我慢強く甘えん坊な性格です。

嫌なことをされてもじっと耐えるため、他のペットや子供とも問題なく生活できます。

飼い主に甘えることが大好きなため、適度なスキンシップをとって猫との信頼関係を築いていきましょう。

運動好きなため、スキンシップもかねて1日にしっかり遊んであげる時間を作ることが大切です。

高いところに登ることも好きなため、キャットタワーや背の高い家具を上手に配置して、自ら部屋中を動けるようにしてあげましょう。

メインクーン

もふもふ猫6

メインクーンは「世界最大の猫」と挙げられている猫です。迫力ある体格とフレンドリーな性格で人気があります。

優しい巨人と称され、家族思いの猫として知られています。

特徴

メインクーンの最大の特徴は体が大きく力強い筋肉質の体格です。体調は1mほどにもなる個体もいます。メスよりオスの方が大きくなることが多く、オスは約6kg〜8kg、メスは約4kg〜6kgが平均的です。

長毛種に分類されるメインクーンですが、シングルコートの被毛なのでダブルコートより抜け毛が少なめです。しかし体が大きいことから全体的な毛量が多く、抜け毛の量も多くなります。そのため定期的なブラッシングが必要です。

換毛期には大量に毛が抜けるため毎日のブラッシングは欠かせません。

性格

メインクーンは温厚で穏やかな性格をしており、非常に社交的です。

しかし必要以上のスキンシップを嫌うので、程よい距離感で接してあげる必要があります。

とても賢いメインクーンは、しつけを行えば犬のように芸ができるようになる猫です。

ダメと言われたことも理解してくれるので、あまり手のかからない猫種といえるでしょう。

セルカークレックス

もふもふ猫7

セルカークレックスは、カールしたユニークな毛並みが特徴の猫種です。

ぬいぐるみのような可愛らしい見た目をしています。

特徴

セルカークレックスは、カールした毛並みが特徴的です。可愛らしい見た目ですが、がっしりした体格をしています。

カールした毛並みは全身にあり、短毛種と長毛種どちらも存在する中、遺伝子的な問題で直毛で生まれてくる個体も存在します。

カールした被毛をもつセルカークレックスは、直毛の猫より皮膚分泌が多めです。

お手入れをおこたらないようにしておきましょう。

性格

セルカークレックスはとても人懐っこく、社交的な猫種です。

ぬいぐるみのような見た目そのままのような優しくおっとりした性格をしています。

「羊の皮をかぶった猫」ともいわれるほど穏やかな性格で、人の子供に嫌なことをされても辛抱強く接してくれます。

そのため、子供や他のペットのいる家庭でも問題なく生活できます。

セルカークレックスの子猫はたくさんの運動量を必要として活発に生活しますが、成猫になると運動量は落ち着いてきます。

おっとりした性格が強まってくるためです。そのため、運動不足で太りやすくなってしまうことがあるため、キャットタワーなどを設置して日頃から上下運動ができるようにしておきましょう。

もふもふな猫に必要なお手入れ

もふもふな猫の美しい毛並みを保つためには、適切なお手入れが欠かせません。

特にブラッシングとシャンプーは健康な毛質を維持し、皮膚病の予防にもつながる大切なケアです。

正しいお手入れ方法を知り、愛猫の毛並みを美しく保ちましょう。

定期的なブラッシング

もふもふな猫の美しい毛並みを健康に保つためには、定期的なブラッシングが大切です。

ブラッシングは、毛に絡まった汚れや抜け毛を取り除き、皮膚の血行を促す効果があります。また、毛玉ができるのを防ぎ、皮膚病の予防にもつながります。

ブラッシングは猫の種類や毛の長さに応じて週に数回から毎日行いましょう。

使用するブラシは、猫の毛質に合わせたものを選び、優しく丁寧にブラッシングをしてください。

ブラッシングは毛並みを健康に保つだけでなく、猫との絆を深める大切なコミュニケーションの時間です。健康状態もしっかりチェックしましょう。

定期的なシャンプー

もふもふな猫の毛並みを美しく健康に保つためには、定期的なブラッシングに加え、定期的なシャンプーも必要となる場合もあります。

シャンプーは皮膚の健康を維持し、毛に絡みついた汚れや余分な皮脂を取り除いてくれます。

しかし、自ら毛繕いをする猫にとって、シャンプーを頻繁に行う必要はありません。

グルーミングがうまく行えていない、ブラッシングを嫌いあまりさせてくれないなどのことがない場合は数ヶ月に一度程度で十分といえそうです。

シャンプーをする際は、猫用の優しい成分のシャンプーを選びましょう。水温はぬるま湯が適しています。

シャンプー後はタオルでしっかり拭いて、余分な水分を取り除きドライヤーで乾かしましょう。

シャンプーは猫にとってストレスになりがちです。

猫がリラックスできるよう優しく接しながら行いましょう。

まとめ

この記事では、もふもふとした毛並みが特徴の猫を7種類ご紹介しました。

もふもふな毛並みをした猫は、それぞれが魅力的な特徴と性格をしています。もふもふな毛並みを守るためのケアをしっかり理解し、あなたにぴったりなもふもふな猫を見つけてみてください。

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